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 【Title】: 僕がサダメ 君には翼を。  【ブランド】: 暁WORKS
 【ゲームタイプ】:疾走系伝奇ADV  【発売】: 2007/10/26
 【属性】:  【種別】:伝奇

【スタッフ】
企画: 春山学
原画: refeia
シナリオ: みかづき紅月
主題歌:Barbarian On The Groove feat.カヒーナ

【体験版等】
メーカーサイト(暁WORKS)から体験版、
OPムービー、壁紙等がDL可能。


【キャスト】
那須 真紅:風音
白川 優華:風華
ソフィティリア:真琴ひろ
玄坂 水澄乃:芹園みや

【Amazon】僕がサダメ 君には翼を。

僕がサダメ 君には翼を。 攻略
僕がサダメ 君には翼を。 デモムービー(デモ館)

 【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】
 【人気投票率】: 実施予定  【地雷投票率】: 実施予定



 【レビュー】  【執筆】: ネコまんま さん
 【シナリオ】  【評価】:      50         点

聖遺物。イエス・キリストの遺品や、諸聖人の遺骸・遺品を仕込み作り上げられた品。聖釘・聖槍・聖剣……。
これら聖遺物は様々な奇跡を起こすと言われ、500年の長きにわたり聖遺物保護教会により回収、保護されてきた。
保護・回収の目的は、人間の手には余るほどの強大な力を持つ聖遺物を隔離するため。
しかし近年、聖遺物からテクノロジを抽出し、太古の技術を活用しようとする企業が現れる。それがRDA。
古の技術を独占することなく、世界中に聖遺物の恩恵を広める企業である。
教会とRDAは、聖遺物をめぐるその争奪戦にて、しばしば血を伴う衝突を繰り返している。

主人公「風間刀也」の父はRDAに忠誠を尽くし、教会との戦いにおいて殉死することとなった。
亡き父の志を受け継ぐため、「聖遺物回収特務任務班」としてRDAに入社した、主人公の風間刀也。
RDAに忠誠を誓い、聖遺物の回収に死力を尽くすつもりであった。しかし、RDAと敵対する人間たちと
の出会い・ふれ合いもあり、それぞれの組織にとっての正義を、また真実を目の当たりにすることとなる。

三者三様、それぞれの異なる真実を知った刀也。いったい何が本当の真実なのか……?
葛藤の末、刀也が選択した真実。自らが選択したサダメを胸に、刀也は刀を取る。



レビューの全域で、多少のネタバレが存在します。ですが、ネタバレ反転の指定はしてありません。
ゆえに、読んでから見る(プレイする)のがキライな方は、ここで退去することをお勧めします。


まずは一言。非常に短い!!
序盤からあまりにも性急な展開で、キャラクタたちをゆっくりと感じている余裕もない。個々の描写が足りない
ことは明らかであるが、それ以上に、キャラたちを描けていないと感じる。彼らの背景は、一応説明はされて
いるのである。しかしそれは、紹介であり説明であり、物語にはなっていない。
「会社に忠誠を尽くすか、敵に寝返るか」という話である以上、双方をもっともっと知るためにも、もう少し深く
掘り下げて描くべきであったのではないだろうか。人物像だけでなく、組織像にしてもしかりである。
深く掘り下げることで重厚感を出すことと、適当にはしょってスピード感を出すことは、相反するのかもしれない。
それぞれの良さもある。しかし、それでも「物足りなさ」を強く感じるシナリオであった。

とは言うものの、テンポのよさとスピード感。そして、なかなかに読ませてもらえる戦闘シーンなどに助けられ、
2週目くらいまでは、十分に楽しませてもらった。軽快なテンポと熱い戦闘が好きな方なら、同様の感想を持つ
かもしれない。キャラたちへの、下手な同情がなかったこともポイント。別ルートでのヒロインであっても、必要
に応じてどんどん死んでいってもらう。これは戦闘ものの作品においてはかなり重要。
ただしこの作品の場合、本当に死んでもらう必要があるか否か、微妙な箇所も多々ありで、絶賛するわけではない。

さて3週目以降はというと、これは……。1週目と2週目のシナリオには、ある程度明確な違いがあった訳だが、
2周目以降のシナリオは、ほとんどが同じ構成。教会側であるソフィーと玄坂に関しては、ほぼ同じシナリオ。
しかも既読スキップ不能。スキップが出来ないことを除けば、ある程度似たシナリオになることは想定できたが、
ここまで酷似しているとは思いもしなかった。デジャヴュという言葉を思い出したりもする。
さらに第三の勢力である賢者の末裔(*後述)ルートでさえ、教会側ルートとほぼ変わりない展開であったことには、
怒りさえ覚えるかも知れない。TrueEndとも言えるルートで、前回同様のシナリオと言うのは、あまりにも書き込み
が足りないのではないかと思われる。

物語り全体から感じる軽快さと戦闘シーンの上手さを差し引いても、やはり描きこみ不足が勝っており、高得点
はつけられない。ここでは、(-20)とさせていただく。

 【システム】  【評価】:      80         点

Config設定に関しては、現時点で望まれるものをほぼ網羅している。
ただし特別に細かく設定を変えられるわけでもなく、きわめて標準的と言える。
プレイ中の機能に関して、「バックグラウンドでも動作可能」な点と、キーボードからしか操作できないものの、
「一つ前の選択肢に戻る」機能はありがたいと感じる。出来ればすべてのゲームで実装してもらいたいと思う
これらの機能であるが、現段階で実装しているゲームは多くはないため、評点に(+10)を加算する。

 【サウンド】  【評価】:      80         点

OHPにSOUNDのみを紹介するページがあるのも、ちょっと珍しい気もするが、そのなかでクリエイタさんが自信
満々な感じで書いているのもわかる気がする。それだけの内容のある楽曲群である。(まあ、ここで自信なさげ
に書く者もいないであろうが……。)
実際、戦闘に主眼を置いた物語に曲をつけることは、割りとやり易いのではないかと邪推するも、現実問題と
しては、戦闘シーンよりもむしろ、日常シーンのほうが多くなるのは必定なわけで…。それらの楽曲もそつなく
こなしていたあたり、なかなかの実力を持っておられるのであろう。
ボーカル入りの曲も、熱く・また柔らかく、とてもいい雰囲気をかもし出していた。
全楽曲36曲。シナリオの長さを考え合わせれば十分以上の数があり、十分以上に聞かせてもらえるものと思う。
出来ることならば、サントラ入りの初回限定番を購入していただきたいところ。(+10)

 【グラフィック】  【評価】:      90         点

グラフィックスについて言えば、おそらく個人の趣味趣向が最も色濃く出るところであろう。この辺は、OHP
にて確認してもらいたい……と言う他ないが、私の個人的感覚でいえば、ど真ん中のストライクであったりする。
原画しかり。その構図や塗りについても、好みである。個人的趣向により、(+20)とさせていただく。

立絵には動きを多用し、一枚絵にはズームを活用したりカットインを多用したりと、いずれも「動」の方向で
楽しませてもらえる作品と言えるであろう。(ただしやりすぎと感じる部分もある。テキストの弱さをグラフィッ
クスでカバーしようとしての事かもしれない)

ExtraModeにおけるCG枠は、全部で99。+差分。内えちシーンが33。戦闘関連は11。これを少ないと感じるか、
十分と感じるかはプレイヤーしだいであるが、シナリオ全体の短さを鑑みれば妥当な線。しかし一般的なフル
プライスのエロゲからするとかなり少なめ。私的感覚から言うと「動き」が多かったせいか、あまり不足感は
感じていない。むしろ50枚を超える、非エロ・非戦闘シーンがあることを私は評価したい。

 【実用関係(グラフィック、他含む)】  【評価】:      65         点

エチシーンは各キャラ3回(ソフィーのみ4回)。
シーンそのものは、わりとあっさり淡白系。特別なシチュでのエロはほとんどない、ラブラブ系えちのみ。
全裸・着衣どちらもあるが、キャラのコスチューム設定のせいか、着衣えちの方がエロく感じる。
ズームアップやカットインを多用して、より、えちシーンを堪能できるよう考えられているのも評価できる。
ほとんどの場合フェラ+本番などの2回戦構成であり、尺の長さなども2回戦ぶん合わせてて普通と言った
感じ。普通の概念をどこにおくかは、普段プレイしているエロゲにもよるであろうが、どちらかというと若干
短く感じるかもしれない。
エチシーンを堪能する上で、明らかにトーンダウンとなる(と、私は思っている)「中/外」選択が、常について
回るのはいただけない。(実際には中外選択を迫るゲームは多いが、この作品の場合ボリュームに比較して
その選択肢が非常に多い。)ゲーム中、最低16回もの中外選択をしなければならないことを、苦痛に思うのは
私だけであろうか? (-5)

 【総評】  【評価】:      65         点

ここからは、本当にネタばれを気にせず書くので要注意ですよ。

なかなかに、変わったゲームというか……興味深いタイトルでありますねぇ。
体験版にもなっているオープニング部分ですが、あの展開につながるシナリオは、ゲームの本編中に一切ありま
せんでした (^^;; あそこだけ、プロモーション用に個別に作ったのでしょうか。それともストーリ構成を変えた?
いずれにせよ、ストーリ内になんら関連のないシーンをそのままオープニングに持ってくるなんて、結構な度胸
をしてますね (^^; 冒頭で作品のイメージが伝わればそれでよいとの考えで、あえてそうしたのなら、私的には
絶賛してしまいます。いやだって、そんなの面白すぎるでしょ (笑

また、物語の主題となるテーマは、OHPでの作品紹介とはかなり違います。
OHPでの紹介を見る限りでは、「聖遺物の技術を現代に生かすのか、または危険であるからと封印するのか」を
主題とした、RDAと教会の物語のように感じます。しかし実際にプレイしてみると、そうでもなくて……。
「人はあらかじめ神が定めた道の通りに生きるべきか、未来は人自身が自己責任において選び取るものか」という、
教会と賢者の末裔である魔女ジャンヌの、それぞれの正義がホントの主題だったりします。
タイトルにもなっている、サダメ(運命)…ね。それが、ここで生きてくる。
しかし実際にはジャンヌに関して、OHPでもあまり触れられていなかったり、作中においてもジャンヌの描きこみ
はあまりにも薄かったりと、どうにもちぐはぐに感じてしまいます。作ってるうちに、描きたかったことが何だ
ったのか分からなくなっちゃったのかしら? う〜む、謎です (笑

あと、ちゃちゃを入れるとしたら、すごく壮大なイメージを受けるRDAと教会ですが、実際にはどちらの本部も
日本にあって、それぞれ徒歩で行き来できるほど近くにあるってのも、笑ってしまうところです (^^;;

結局このメーカーさん、まだまだ未熟なんでしょうねぇ。
グラフィックス・サウンド・演出効果・などなど。非凡なものは持っていると思いますよ。演出がくどすぎたり
とかも、ノリだけで作ってるイメージは根強く残るものの、私的には、今後を期待してしまいます。
がんばってもらいたいという思いもこめて、微減点の65点とさせてもらいます。

とはいえホントは、もう少し低い点数に収めるべきなのなのかな。
最も気になったのは、主人公の父親が亡くなる前に、主人公に伝えた言葉。それはなんだったのか。。。
結局主人公が思い出すことはなく、この伏線は回収されないままでした。もっとも大切な伏線であると、私は感
じていたんですけどねぇ。それは、プレイヤーの皆さんが考えてくれ……ですか。
「お前は、お前が思うように生きろ」なんてセリフだったんでしょうか??
とにもかくにも、次回作に期待といったところでしょうか。


【個人的お気に入りヒロイン】
白川優華さんでした。優しくて暖かくって可愛くって、そしてや〜らかそうなお姉さんっていいよね (^^
ストーリ読む限りでは、けっこうなお年なんじゃないかっても思ってしまいますが (笑
反面、山田を踏みつけにするジャンヌも結構好きだったり (^^;;





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