【Title】: Bullet Butlers | 【ブランド】: propeller | ||
【ゲームタイプ】:銃と魔法と執事と主のファンタジーAVG | 【発売】: 2007/07/27 | ||
【属性】:ツンデレ | 【種別】:燃え系 | ||
【スタッフ】 ■原画:中央東口 ■シナリオ:東出祐一郎 ■音楽:Antistar 【体験版等】 メーカーサイト(propeller)から 体験版、デモ、壁紙などがDL可能 【デモ館】 Bullet Butlers デモムービー |
【キャスト】 ■セルマ:佐本二厘 ■ヴァレリア:九条信乃 ■渡良瀬 雪:このかなみ ■エルネスタ:嬉野祥子 ※その他脇役、男キャラにもボイスあり ・Bullet Butlers 攻略 【関連】 【Amazon】Bullet Butlers 【Amazon】”propeller”で検索 |
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【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||
【人気投票率】: 51票/9.3% | 【地雷投票率】: 5票/2.6% |
【レビュー】 | 【執筆】: 夢求 さん | ||
【シナリオ】 | |||
<ストーリー紹介>※オフィシャルサイトより 天地が空で分かたれ、天に『ブレシグランド』、地に『ゴルトロック』の名が付く世界での話。かつて、ゴルトロックには剣と魔法の時代があった。広原をモンスターが闊歩し、人間が、エルフが、ドワーフが、様々な種族がそれぞれまだ争っていた時代が。しかし、天を追われた不死の王が屍兵を率いて世界を暗黒に変えようとしたとき。ゴルトロックの種族すべてが結束し、選ばれた八人の英雄が不死の王を打ち倒した。神は彼ら八人に大いなる栄光を授けたという…………。 ――そして、それから二千年後。 産業革命が起きた。民主主義が台頭し、剣は銃に取って代わられ、魔法は科学と融合した。モンスターは絶滅危惧種として保護され、人間の文化を受け容れたエルフやドワーフ、ゴブリンやオークたちは自然の中で生きる術を忘れ、石と鉄で造られたビル立ち並ぶ街に馴染んだ。 オセロットシティは世界でもっとも多様な種族が住む街。八英雄の中でも、竜に変身する種族・ドラゴニュートのイングリッド・フォルテンマイヤーは特に名高い。神に選ばれしその末裔『ミスティック・ワン』として現代に生きるランド・フォルテンマイヤーもまたシティを代表する傑物として知られている。ハーフエルフである主人公リック・アロースミスは、ランドの義理の娘でミスティック・ワン後継者の資格を持つセルマ・フォルテンマイヤーに仕える執事だ。 彼は意志ある魔銃ベイル・ハウターを手に、常に主を敵から守り、時に主の過去に思いを馳せる。セルマはかつてある事件を境に、翼以外は竜の姿を取れない不完全なドラゴニュート、「ラッカー(変身能力欠落者)」となった。以来、厭世的に生きる彼女に、リックは心を砕いているのだ。それでも、セルマや彼女の友人ヴァレリア・フォースター、ヴァレリアの執事である渡良瀬雪たちに囲まれた日々は平穏と呼ぶことが出来た。 しかし、遥か過去よりミスティック・ワンを怨敵とする聖導評議会にランドが暗殺されたとき。 リックの、セルマの、そして二人を取り巻く小さな世界が大きく流転し始める──。 |
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(コメント) AVGをプレイしているんですがどこか小説を読んでいるかのようなシナリオでしたね。 実際に文庫としてでていても遜色ないような高いレベルで完成されていたと思います。 ただ、この文体が合わないとき。物語の合間合間に入る短い回想にちょっと読むのが面倒くさくなる人もいるかも。 結構な回数入りますからキャラクターにちゃんと感情移入が出来ていたら苦も無く読めるんですが、そうじゃない人にはただの惰性になる可能性があります。これについてはほんとおしいところだなぁ。もう少しテンポが良かったらスーッっと入っていけたんでしょうが惜しいところです。 各ルートについて。 個人的評価は セルマルート>ヴァレリアルート>>雪ルート。 雪のルートはどこか無理やり作った感じがしたかな。確かにそういうこともあるとは思うんだが・・・・・・とちょっと歯切れが悪くなるような設定が足を引っ張った感じ。後、一番最短で終わりますしね。 なので雪ルートには過度の期待を持たないことが賢明かと。ちょーっと盛り上がれる要素が少なかったかなぁ。あくまで個人的な感想なのでこればかりはやってみないとわからないといったところ。ちゃんとしっかりしたバトルシーンはあったんですがその前にノリに乗れなかったと言うのが一番痛かったです。 次に残りの二つ。 セルマ、ヴァレリアの両ルートは共にハイレベルに完成されていたと思います。 この二つのルートはやって損は無いと私はオススメ。 どっちも雪ルートには少し足りないように思われた勢いがあり、感情移入がすんなりといってバトルシーンでも萎えさせませんでした。各ルートにおける設定がプレイヤーに共感を得やすい設定であるころもGOODだと思いました。 やはり物語に浸透できないと真にその物語を堪能することは出来ないですからね。その点は高評価にふさわしいと。 特にセルマルートはこの物語のおおとりを締めくくるにふさわしい出来だったんじゃないでしょうか。 このバトルシーンで燃えないければどこで燃える!かなり燃えさせてもらいましたw ただ、前作「あやかしびと」と比べると少し見劣りする部分もあるかも。恐らくこれはノリの違いだと思うのでノリに乗れなかった人は結構冷めた目でバトルシーンを見てしまったんじゃないかと思います。 まぁ、それでも楽しめるバトルシーンだったとは思いますけどね。 ・・・・・・もうちょと激しくてもよかったんじゃないかと思わないことも無いんですが十分だという見方も自分の中にあってなんとも複雑な感じ。こればかりは体験版で吟味したほうがいいかと思います。 どこか『恋する乙女と守護の楯』と通ずるところもあったかな。対象を必ず護る!ってところなど。 @キャラクターでベイル。 なんていってもセルマルートにおけるベイルがかっこよすぎるw 必見です。 ベイルはギャグよし、シリアスよしの良キャラだったのではないでしょうか。 私的にはよくまとまっているシナリオだったと思っています。 『あやかしびと』程のノリはありませんがそれを削ったおかげかどうかは分かりませんがシナリオの中で違和感を感じる部分が減っている印象を受けました。最初にも言いましたがかなり完成されたシナリオ。よくできていたと思います。 |
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【システム】 | |||
セーブも早い。 ロードも早い。 スキップも早いですし、ジャンプ機能も完備。 不満に感じるところはありませんでいた。かなり完成されていたシステム面だったのではないでしょうか。 ただ、一つ言うなればボイスの音声がもう少し大きくても良かったと思いました。 最大にしても聞こえない台詞がちらほら。演出の為だとは思いますがちょこっと不満が残りました。 |
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【サウンド】 | |||
全27曲のサウンドにOP、EDと挿入歌の3つのボーカルソング。 世界観にバシッとはまったいいBGMだったのではないでしょうか。 ちゃんと燃えるところでは燃えさせてくれる音楽を。 日常の柔らかな一場面ではゆったりと安心できる音楽を。 個人的なお気に入りは挿入歌ですね。これが流れたバトルシーンはかなり高揚できました。 特にこれといって悪い点は無かったように思います。 |
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【グラフィック】 | |||
全167枚のグラフィック。各ヒロイン毎の枚数は セルマ≧ヴァレリア>雪 の順のはず。 一緒くたになっているので正確な数はめんどくさいのでかぞえてないのですが体感的にはこの順です。 背景も決め細やかに描かれていますし、減点ポイントは無かったかな? 私的には実用シーンのグラフィックが生生しすぎてちょっとうけつけなかったところもありますが、バトルシーンは毎度の事ながらいい味出したCGが多数あったと思います。もうちょっと差分があれば言うこと無かったんですけど、そこまで細かく求めるのは流石に求めすぎか。ともあれCGのレベルは高かったんじゃないでしょうか。 絵の好みのついては私からはなんとも。各自、OHPで確認してください。 |
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【実用関係(グラフィック、他含む)】 | |||
各ヒロイン1〜2回。その他脇キャラ一回ずつ。 シナリオ系の作品として十分かそれ以上だったんじゃないかと。 まぁでもあれですね。 正ヒロインの雪の実用シーンが一回しかないのを不満に思った人もいるんじゃないかと思います。 ちょっと雪はヒロインの中でも脇に避けられている感が否めない。 @脇キャラのシーンには陵辱が多いことにも注意。陵辱が混じっていないのはエルネスタだけ。 まぁそれがメインではないのでそこまできついものではないと思うのですが一応追記しておきました。 |
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【総評】 | 【評価】: 86 点 | ||
この作品の私的な結論としてはこの作品は『バトルに重きを置いているという作品』と言うよりは『主と執事の絆に重きを置いている作品』と私は認識しています。絆という一言に言い換えてしまうのは些か心苦しいところですが一番しっくりくるかとも愚考するところ。作品全体としてはかなりハイレベルなところに収まっていると思います。 やはりいつでもどこでも何かを護る為なら強くなれるなんていうのはかっこいいですねw 買っても損は無い作品。安定した出来だったのではないでしょうか。 私的にはオススメの一作となっています。 興味ある方はどうぞー(*´ω`) |
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