【Title】: Dies irae Also sprach Zarathstra | 【ブランド】: light | ||
【ゲームタイプ】:学園伝奇バトルオペラADV | 【発売】: 2007/12/21 | ||
【属性】:幼馴染・ロリ | 【種別】:感動系・燃え系 | ||
【スタッフ】 原画 Gユウスケ シナリオ 正田 崇 音楽 与猶 啓至 【体験版等】 メーカーサイト(light)から OPムービー、体験版、主題歌等がDL可能 【Amazon】Dies irae Also sprach Zarathstra |
【キャスト】 ■綾瀬 香純: 佐本二厘 ■氷室 玲愛: 雛見風香 ■マリィ: 榊原ゆい ■本城 恵梨依: 皆美伊吹 ■櫻井 螢: かわしまりの ■ルサルカ: 木村あやか 【参考】 Dies irae 攻略 【デモ館】 Dies irae OPムービー |
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【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||
【人気投票率】: 実施中 | 【地雷投票率】: 実施中 |
【レビュー】 | 【執筆】: 夢求 さん | ||
【シナリオ】 | 【評価】: 90 点 | ||
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより 1945年、5月1日……ドイツ。陥落するベルリンにあって、ある儀式を行っている者たちがいた。彼らにとって戦争に敗北することなど些事であり、むしろそれによって生じる夥しい犠牲者たちを、儀式の触媒として生贄に捧げようとしていた。その試みが成功したのか失敗したのか、誰にも分からない。彼らは終戦後、行方をくらまし、生きているのか死んでいるのか、そもそもそんな者たちが本当に存在したのか、やはり誰も分からないまま、噂だけが広がっていく。聖槍十三騎士団――ナチスドイツの闇が生んだ超人たち。彼らはいずれ戻ってくる。そのとき世界は破滅する。ゆえに、再来を許してはならない――と。そして61年の歳月が流れた。彼らを知っている者たちは、その大半が死んでしまい、皆が彼らを忘れていた。しかし―― 2006年……日本。諏訪原市の学園に通う藤井蓮は、とある事件を境に親友・遊佐司狼と決裂し、殺し合いじみた喧嘩の果てに二ヶ月間の入院生活を余儀なくされていた。季節は秋から冬に――クリスマスを間近に控えた12月。半身をもがれたような喪失感を覚えつつも、退院した蓮は司狼のいない新たな日常を構築し直そうと思っていた。失ったものは戻らない。ならせめて、今この手にあるものを大切にしたいと思いながら。しかし、それすらも崩れ去る。 夜毎見る断頭台の夢。人の首を狩る殺人犯。それを追う黒衣の“騎士”たち。常識を超えた不条理が街を覆い、侵食していく。その異常は二ヶ月前の比ではなく、今まで積み上げてきたすべてのものを粉砕する暴力的なまでの非日常。変わらなければ、生きられない。生き残らないと、戻れない。加速度的に狂っていく世界の中、蓮は独り、日常と非日常の境界線を踏み越える。何も大層なことを望んでいるわけじゃない。正義や大義を振りかざしたいわけでもない。ただ、還りたいだけ。つまらない、退屈だけど平凡で暖かかったあの頃に。悲壮な決意を期する胸に、司狼の声が木霊する。この街に住んでいたら、遅かれ早かれどいつもこいつも気が狂う――と。聖槍十三騎士団との戦い。狂気と殺戮と呪いに満ちた戦争の続き。その果てに、蓮はいったい何を見るのか。 |
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(コメント) ※注 ここで書くのはあくまで未完成とかそういうのを除いた感想です。 良い所もありの悪い所もありのシナリオでした。良い所と悪いところの差がかなり大きい。良い所は良いし悪いところは悪い。部分的には90点超えるところもあれば50点レベルのところもありました。決して悪いところだけはなかったんですけどアップダウンが激しいうえに気になるところも多かったのは事実だと思います。 攻略できるのはマリィと香純の二人のみ。であることはこの作品を書く前に理解しておいて損は無いかと。あと基本的に完成されているのはマリィルートだけというのも念頭においておいた方がいいですね。それ以外は纏まりきってないです。BADエンドも二つほどあるんですがその内ルサルカBADはキレが全くよくないですからねー・・・・・・。あそこまで長引かせる意味は全く必要なかったです。@どうもノリというかテンポというかストーリーというかがぎくしゃくしている感じがするんですよね。例えるならブロックがちょっとずつズレて詰まれていっている感じ。そのせいか疾走感も途切れ途切れになってしまっていました。テンションを維持しにくいのは痛かったと思います。他に概念説明的な会話文もけっこうありますからそういうのを読むのを煩わしく思う人などにとっては鬼門とまではいかないまでも退屈と感じる人もいたんじゃないかと思います。 戦闘描写について。 戦闘描写の盛り上がり方はやはり「これはぁぁあああッ!!」ときますねw これは大方期待通り・・・なんですがもう少し切りの良い所で終わって欲しかったかなーと思います。物語の設定上、綺麗に終わる戦闘が少ないんですよ。盛り上がり始めは逸品なんですが盛り上がきれないシーンが結構あって非常に惜しく感じます。@もっと蓮が吹っ切れて欲しかったなー。ここはご都合主義でも何でも良かったので吹っ切って欲しかった。途中何度もこれで盛り上がりにブレーキがかかりましたからね・・・・・・ストーリーに深みや現実感はでたのかもしれませんがそこはノリのほうを優先して欲しかった。ブレーキじゃなくてアクセル全開で突っ走ってくれたら文句なかったんですが残念です。 で、結論から言うと最初から最後まで満足いった戦闘シーンは 『 蓮 VS ラインハルト 』 だけでしたね。でもこれは良かった。ノリが非常に良くて最後まで心地よく読ませてくれました。一読の価値あり。まぁでも個人差はもちろんあると思いますが期待しすぎると落胆も大きいのではと思います。 マリィルート。 これはなかなか良かったですよ。最後のラストはほんと感動ものです。これは本当に感動しました。このラストを見て「あぁぁぁあああぁぁぁああああああ!!!!」と悶えた実話もあります。(危険 戦闘描写のところで述べた 『 蓮 VS ラインハルト 』 もありますしね。これは読む価値はあると思いますよ。 香純ルート。 これは恐らくシナリオを削った際に攻略できるキャラが一人ではまずいだろうと急ごしらえで体裁を整えたシナリオかと。なのでコメントは差し控え。ただこれに期待してはいけないとだけ言っておきます。 |
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【システム】 | 【評価】: 80 点 | ||
■システム(機能) ・Hシーン回想 ・CG回想 ・ボイスカット・個別調整 ・エフェクトカット・調整 ・メッセージ速度調整 ・オートモード・速度設定 ・未読スキップ ・クイックセーブ&ロード ・バックグラウンドでの動作 ・サムネイル(セーブ/ロード画面) ・ウィンドウモード(800x600) ■システム(コメント) 不自由に感じるところはほぼなし。特にこれといって語ることも無いです。 多少スキップが遅いくらいか。欲を言えばもうちょっと速い方が良かったですがこれも許容範囲かと。 あと「 右クリック・キー等の割り当て 」は自分で設定は出来ませんが最初から設定 されてます。F12押せば一覧出てきますんで参考までに。 |
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【サウンド】 | 【評価】: 98 点 | ||
全27曲のサウンドにOP、EDがひとつずつの二つのボーカルソング。 これは神です。聞いて損は無い神BGM。これほど世界観を盛り上げることができるBGMも珍しい。 特にこの作品に求められる昂揚感溢れる戦闘BGMは鳥肌ものです。私も思うままに感じさせてもらいました。 OP、EDもかなりの良ソング。特にED。マリィルートのラストの後にこれを聞いたらほんとにやばいですw これは全て一度聞いてみるべし。 |
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【グラフィック】 | 【評価】: 90 点 | ||
全117枚。全て差分除く。 グラフィックの出来もハイレベル。イベント絵、立ち絵、背景、全てにおいてレベルが高いです。 量についても特に多いとか少ないとか不満に感じる点はなし。ちょうどよかったとおもいます。 あと「形成」するときにムービーになるのには痺れましたw 但し、シナリオの都合上、削除されたCGについては言及していません。あくまで「出来は」ということです。 |
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【実用関係(グラフィック、他含む)】 | 【評価】: 50 点 | ||
■実用(シーンの種類) ・ラブラブ ・フェラ ・凌辱 ・触手 ■実用関係(コメント) その他、足こきなども。 玲愛、香純、マリィ、螢 : 各1回 ルサルカ : 3回 リザ : 1回。香純は15禁?のシーンを含めたら2回。ほぼ全てのシーンが非常に淡白です。及第点は内容でマリィの1シーンと物語の進行上でリザの1シーンだけかなー。他は皆取ってつけたようなシーンばっかりで満足しない人が多いかと思われます。あそこまで取ってつけたようなシーンならなかったほうが良かったんじゃなかろうか。まぁ、この作品はこれに期待するのはお門違いですからこれでいいのかもしれませんけど疑問を持たせるような短さなのはちょっといただけなかったですね。これは今後改善して欲しいと思います。なので実用面においては期待するべからず。 |
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【総評】 | 【評価】: 72 点 | ||
期待のしすぎたせいで反動が大きかったのはまず間違いない。そんなに期待してなかった人にとってはこの作品がどう映るか気になるところですがそれは今は置いといて。マリィルートは良かったんですけどなにせ未完成ですからね。削ったせいでいろいろとシナリオに無理が出てきている部分があったのは間違いないです。読んでて「ぇ?」と思うところが結構ありました。 作るのが難航していたのは察していましたがマリィルート以外をばっさり切って世に出すとはこちらも思ってなかっただけに随所で批判が先行したのも仕方がなかったことだと思います。私も漏れずその一人でしたし(ノ∀`) でも伝奇好き、燃え好きの人にとってはこの作品の設定が実によく好みに馴染むので擁護したいという気持ちがあるのも確かです。lightさんがこの作品を継続的に開発していくとの声明を出したのも良かったと思います。最初は私もこの声明を見ても 『追加製作分をまた買わせるのか・・・・・・』 と批判しか表にでませんでしたが、よくよく考えるにこういうユーザーの不満に目に見えるところで対応をするということはかなり評価できることだと思えるようになりました。『こんなの当たり前だろ!』と言う人も多いかと思いますが今現在こういう対応が出来る企業が少なく、出したら出しっぱなしの企業が多いだけにこういう企業には生き残って欲しいと思います。ただ、批判が消えたというわけじゃないんですけどね。とりあえず継続的な開発をするというところには満足しています。完全版ではきっちりとしたシナリオを読ませてくれることを望みます。 最後に。この作品をオススメできるか?と問われれば否・・・・・・でしょうね。未完成ですし。今はまだ買ってない人は今後出るであろう完全版を待ったほうがいいです。今買っても楽しめないわけじゃありませんが期待はずれになる確率が非常に高いといわざる終えないと思います。 今後の製作に期待です |
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