【Title】: 片恋いの月 | 【ブランド】: すたじお緑茶 | ||
【ゲームタイプ】:学園ADV | 【発売】: 2007/05/25 | ||
【属性】:同級生、幼なじみ、委員長 |
【種別】:萌え系・純愛系 | ||
【スタッフ】 ■シナリオ 時野つばさ、氷雨こうじ ■板上しんじゅー ■サウンド SENTIVE ■原画 うさみょ 【体験版等】 メーカーサイト(すたじお緑茶)から デモムービー、体験版がDL可能 【デモ館】 片恋いの月 OPムービー 【Amazon】片恋いの月 |
【キャスト】 Main Heroine ■初瀬香津美 : 月城真菜 ■八島杏子 : 鷹島晶子 ■榊 渚 : 三咲里奈 ■三笠月理 : つばき ■八島杏奈 : 木村あやか Sub Heroine ■佐藤鈴希 : みる ■浅間 : まきいずみ ■高千穂よね : 青山ゆかり ■吉田 : みる 【参考】 片恋いの月 攻略 |
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【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||
【人気投票率】: 89票/31.8% | 【地雷投票率】: 5票/3.6% |
【レビュー】 | 【執筆】: 夢求 さん | ||
【シナリオ】 | |||
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより 物語の舞台は十六夜市(いざよいし)。二百年の歴史を抱いた古都。レトロな建物の間を路面電車が走り、商店街から角一つ曲がるとひっそりと神社やお寺が佇む古い町。道は狭くて入り組んで、車がすれ違うのも一苦労。住む人の心もそれに似て、新しい物や者を容易に受け入れない。少しばかり不便で頭の堅い町だけど、そこが良い、と古き日本を愛する観光客がぽつりぽつりと訪れる……そんな町です。 主人公、常磐晴彦(ときわ はるひこ)はこの土地で生まれ育ったごく普通の学生さん。地元の十六夜学園に通う二年生、部活は「民俗風俗研究部」。十六夜市の空気に溶け込む古いモノやコトを集める、歴史的情緒あふれた……。もとい。地元の歴史や言い伝えを調べるだけの、地味〜な文化部の副部長をやっています。夏休みの終わりとともに、年に一度の晴れ舞台、文化祭の準備に向けて気合いの入る今日この頃。もともと十六夜市と言うのは古い町なだけあってお祭り好きな土地柄で、たかだか学校の文化祭ですらえらく盛り上がってしまうのです。……まあ、やってることは去年と同じ。写真と文章の展示発表と小冊子の発行だけなんですが、とにかく気分だけは盛り上がっています。 民俗学の基本は足だ! 体力だ! と、先頭に立ち、やる気満々でフィールドワークに乗り出す晴彦くん。わらわら、きゃいきゃい楽しげに後をついてく部員たち。手分けして集めた話や資料を、駄菓子かじってお茶すすりつつまとめて行くうちに……。 ふと探り当てた身近な不思議。どうやら十六夜市には「時間の流れ」に関する神秘的な体験、言い伝えが多いらしい。過去の情景、時には幼い頃の自分を見てしまう『過去見(うしろみ)』。とつぜん、周囲の時間が止まったり、逆転する『時惑い(ときまどい)』。しかも時代が新しくなるにつれ、減るどころかむしろ増えて行く。 思い違いだよ」 「既視感ってやつ?」 「ただの噂だろ」 「でもこれ、担任の先生から聞いた話だよ?」 「………何かいきなり話が生々しくなってきたな、おい」 この町には、何かがある。それに気づいた時、おぼろげな過去の夢が。何気なく聞き流していたうわさ話が。次第に確固たる実体を伴い、あふれだす。昔語りの裂け目から、日々の暮らしの中に。学園祭の準備をしていたはずが、はたと気づけば時間が大変なことになっちゃって。あれよあれよと言う間に大混乱のまっただ中! 果たして主人公は。ヒロインたちは。 無事に学園祭を迎えることができるのでしょうか……。 |
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(コメント) すっきりとコンパクトに纏められておりよく出来ていたと思います。 特に香津美ルートは1st、2stの両方とも個人的にGOODな展開でした。 ヒロインたちの心情が細やかに描写されていたのも私的にプラスポイント。 これのおかげでストーリーにすんなりと入り込めたと思います。 ただ、香津美と杏子の二人に関しては個別ルートが欲しい人もいたんじゃないでしょうか。 かく言う私もその一人なんですが、杏子浮かばれなさすぎる感じが・・・・・・。 渚ルートでの展開には強引すぎたかな。ちょっと騙しきれませんでした。 他ルートも渚ルートとは言わないまでもしかり。 ですがこれは最後にまとめシナリオをもってくる作品の運命なのかもしれませんね。 書きすぎるわけにもいかず書かないわけにもいかない。そこらへんの駆け引きは難しそうです。 他にもいろいろ気になる点はあったんですが そこは『ストーリーのテンポの絶妙』さでかなりうやむやにされましたね。 これのおかげで大分補正がかかってると思います。 テンポがいいシナリオはプレイヤーを飽きさせませんからねー。 テンポ勝ちっていったところなんでしょうか(苦笑 シナリオを外から大きく見ると綺麗に見えて中から見るとちょっと大きめの傷かちらほら見えるといった感じでしょうか。 気になる人には気になったでしょうねこれは。 良作の部類には入ると思うのですが惜しいです。 |
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【システム】 | |||
不自由に感じるところは特になし。 セーブが他のメーカーさんと少し異なっていることに戸惑いはしましたが全く問題はなかったです。 ロード速度もスキップ速度も速いですし。 ただ、この作品もシナリオが重複している部分が結構あるためシーンスキップができたらなお良かったかな。 特に気になるレベルでもないのでマイナスポイントってわけでもないので私の要望みたいなモンです。 |
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【サウンド】 | |||
全26曲のサウンドにOP、ED×2と挿入歌の4つのボーカルソング。 かなりいい線をいってる出来だったんじゃないでしょうか。シナリオにバシッ!とはまっていた感じを受けました。 燃えるところで燃えさせ、感動シーンでさらに感動させるといったBGMの役割をきちんと果たしていたと思います。 1、2ヶ所ん?と思わないでもないところもありましたが十分及第点。 どこか懐かしく感じるピアノを主としたBGMが管理人のお気に入りです。 |
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【グラフィック】 | |||
ハイレベルなグラフィック。きれいですねーこれは(´ω`) 背景も決め細やかに描かれていますし、減点ポイントは無かったように思います。 ですが少しばかりCG枚数が少なかったですね、これは。 クリア後のCG鑑賞モードでは1キャラ3ページ↑なんですが各CGの差分がそれぞれ一枚とカウントされてるため、全く違うCGは実質1キャラ20枚前後しかがなかったり。ストーリーの長さが長さなのでこんなものかとは思いますが絵買い、キャラ買いされた人の中には物足りなくかんじた人もいたんじゃないでしょうか。もうちょっとあっても良かったと思うところ。 |
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【実用関係(グラフィック、他含む)】 | |||
各ヒロイン2〜4回。 んーシナリオ系の作品として十分だったんじゃないかと。 まぁでも私としては十分だったんですけど、中にはもう少しシーンが長い方が良かった、 と思う人もいたんじゃないかな。 言うほど気になるくらい淡白でもないので好き嫌いが分かれるところだと思います。 グラフィック同様、絵買い、キャラ買いした人は後者に属する人が多いかもしれません。 |
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【総評】 | 【評価】: 75 点 | ||
結構気になる点も多かったんですが最終的に良作に納まったのは上でも言いましたが何よりも話のテンポがすごく良かったからなんでしょう。ほんとこれに尽きると思います。 これがなかったら・・・・・・と思うと(;´Д`) 中途半端に攻略対象だったメインの二人や今回は攻略対象に入っていなかったサブヒロインたち・・・・・・・・・私的に特に吉田さんが攻略対象に入ってなかったのが残念だったんですがそれも終わり方から見て恐らく出るであろうファンディスクで補完されるような感じがするのでそこまで予定ができていてのこの作品だったのかもしれません。 (あくまで私的な勘なので注意) そう見ればこういうのもありかなー思ったりしなかったり。 ともあれオススメするには難しい作品ですね。オススメなんだけどオススメじゃないみたいな。 興味ある方はHPなどで吟味したほうがいいかもしれません。 |
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