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 【Title】: 幼なじみはベッドヤクザ!  【ブランド】: 脳内彼女
 【ゲームタイプ】:幼なじみに襲われちゃうAVG  【発売】: 2007/11/22
 【属性】:ツンデレ・幼馴染  【種別】:萌え系・純愛系・実用系

【スタッフ】

■原画: とんぷう、あおぎりぺんた
■シナリオ: 西田一・蒼夜・上遠乃きつぐ他
■主題歌:井上みゆ

【体験版等】
メーカーサイト(脳内彼女)から
デモムービー、体験版がDL可能

【Amazon】幼なじみはベッドヤクザ!


【キャスト】

■七宮 琴乃: 金松由花
■湊川 治子: 渋谷ひめ
■長狭 つぐみ: 春日アン
■磯上 麻耶: 草柳順子
■鷹取 魅咲: 桜川未央
■小野塚 あさひ: 民安ともえ

【参考】
幼なじみはベッドヤクザ! 攻略


 【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】
 【人気投票率】: 実施予定  【地雷投票率】: 実施予定



 【レビュー】  【執筆】: 空 さん
 【シナリオ】  【評価】:      78         点
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより

主人公、福原智樹はかつて幼なじみたちと美しい思い出を作っていた。
だが数年だって幼なじみたちは無愛想、気分屋などクセのある性格を持つ
女の子へと成長し、かつての面影はまったく無くなってしまっていた。

現在と過去とのギャップに苦しむ智樹には、かつて結婚を約束し、引っ越し
ていった幼なじみ。七宮琴乃の存在だけが心の支えとなっていた。

ある日智樹は唐突に戻ってきた琴乃と運命的な再会を果たす。

だが、再会した琴乃にかつて楚々としたお嬢様象は見る影もなく、ガサツな元気っ娘へと変貌してしまっていた。
理想を打ち砕かれ驚きと落胆を隠せない智樹に、琴乃の一言が追い打ちをかける。

「僕の智くんはこんなのじゃない!」

それはこっちの台詞だと言い返す智樹だが、結局他の幼なじみと同じように琴乃に振り回されてしまう。
暴走する彼女たちを止めることができず、因果に流されてしまう智樹……

琴乃の登場を引き金にして、幼なじみたちとの関係は微妙な変化を見せ始める。
果たして主人公の平穏は訪れるのか!

―――――――――――

コンセプトは『幼なじみは思い出クラッシャー』
過去に美しい思い出をもっている幼なじみと成長した現在の姿のギャップ。
強い女の子にはさまれる男の苦悩とコミカルに描きます。

1.強気な幼なじみ!
2.過去の思い出に引きずられる主人公!
3.幼なじみから言い寄られ決断を迫られる!

美少女ゲームに出てくる幼なじみヒロインのように甲斐甲斐しく大人しい
ヒロインではなく、”付き合いが長くとも仲良くなれるわけがない”
という思想のもとに新しい幼なじみを描きます。

―――――――――――

ベッドヤクザとは!?

【あさひ】
「要するにそうは見えないのに、Hシーンではガラリと性格が変わって責めてしまう人のことを言うんだよ」

【琴乃】
「なるほどベッドの上ではヤクザなんだね」

【あさひ】
「このゲームは受けシチュメインだからね、女尊男卑で女の子に苛められたい人向けなのさ!」

―――――――――――

(コメント)

【シナリオ】70点

※実用メインの作品ということで、後半の流れについてややネタばれ気味にしています。
 後半のヒロインの変化に地雷を感じる方も多いからです。

最近は採点を少し厳しくしているので前作よりも点数は低いですが、不快になることは少なかったですし、
まともになった程度ですが、良くはなりました。

「幼なじみ」ということで、主人公との関係がプレイ期間よりもずっと昔からの仲、もしくは仲だったという
ヒロインばかりなので、彼らの過去についてや過去から引きずっている問題などについてがメインとなります。

「ヒロインがベッドヤクザ」というくらいですから、気の強いヒロインばかりですし、シナリオも主人公の
取り合いやヒロイン同士の三角関係や修羅場などが多いです。

そのベッドヤクザについては、上に書いた通り「普段はそう見えないのに、Hシーンで性格が強気になる」
という意味ですが、作品にインパクトを付けたいが為に考えたタイトルだと考えた方がよさそうで、普段から
ヒロインたちはある程度荒れています。

過去から引きずっている問題が解決に向かうと、それに合わせヒロインたちに変化が現れ、後半は主人公が
優位に立つこともあり、ベッドヤクザを卒業する流れになっています。(つぐみ様は微妙)
感じ方は人それぞれだと思いますが、荒れ気味のヒロインから萌えキャラに変化していく過程を一つの売りに
している作品ではないでしょうか。

個人的な要望としては、全ヒロインのルートを後半で二手に分けて、一つは萌え狙い、もう一つがベッドヤクザ
のままで終わるエンドなどにして欲しかったですね。

僕は属性が合うので客観的に見れませんが、この出来では中途半端過ぎて、普通のキャラ萌え重視の学園モノと
してプレイした方の期待にも応えられない上に、主人公受け目当てでプレイした方も終盤は冷めてしまい、期待
を裏切る形になっているように思います。

実用シーンへの突入など細かいところを気にしていたら楽しめません。

あと、『幼なじみは思い出クラッシャー』これは意味が分かりませんでした。

【テキスト】75点

読みやすさなどは普通ですが、キャラの行動は分かる方だと思います。
属性が合うのでそう感じるだけかも知れませんが、メッセージの方はさらに上手くなり
印象にのこるセリフが多々ありました。

【キャラクター】85点

主人公ですが、今作は気が弱くもなく強くもない無難なところを狙った感じがしました。
ヘタレという程ではありませんが、前半は強気な態度が多いのに対すると後半はヘタレます。
個人的には強きなままでいて欲しかったですね。

<ネタばれ>

主人公は珍しく童貞ではありません。
魅咲シナリオではその辺が語られます


<ネタばれここまで>

興味を持てなかった順に紹介します

・魅咲

声優が未央さんですが、彼女の声の特徴も生かせていないですし、厄介なお姉さんとしか思いませんでした。
エロ専門ですね

<ネタばれ>

非処女です。
あまり意味は分かりませんが、ファンの間ではブーメランとか言われています。


<ネタばれここまで>

・琴乃

声優は前作の湊役の方で、イメージもやや変えていたので上手かったです。
ガキっぽい性格で、実用シーンでそれが生かせていない上にシナリオも普通。
萌え、主人公受けともに不発

・治子

ツンデレです。
主人公受けに興味がでなくても、この特殊なコンセプトゲームの中で生まれたツンデレは他の作品と違うので
ツンデレ好きの一部の方にはウケるかも知れません。

・あさひ

小悪魔的女装少年
個人的にはハートボイスな声の方が好きですが、この性格を考えれるとこれでいいのかなとも。

・麻耶

円の言葉責め、湊の妹っぽく甘える演技力、ゆかりの洞察力を兼ねそろえていますが、キャラの濃さは
確立しきれなかったように思います。
前作の流れを受け継いでいるので、絶妹を楽しめた方には好感ではないかと。

・つぐみ

普段穏やかで正統派ぶり、エッチになると凶悪になるので一番ベッドヤクザっぽいです。
結局解決がイマイチなシナリオですが、M属性の方にはむしろ大歓迎。

【演出】85点

出来はともかくとして、キャラ同士の掛け合いを全面に押し出した演出をしています。
前作から引き続きと言えばそうですが、嫉妬や妬みなど暗くならずぎりぎり○校生らしい程度に
できていましたし、実用シーンでは主人公と相手のヒロイン以外に声で登場させるなどお決まり
ですがマイナスにはならないのではないかと。

シナリオはベタで普通ですが、脇役の活躍はなかなか良く、脇役の行動が原因で叩かれた前作から
ずい分見直しが出来ていたと思います。

理想的な幼なじみとしての関係を築こうとする主人公の演出は頑張っていましたし、見ていて応援
したくなるものでもありました。あくまでも、この作品にしてはですが。

 【システム】  【評価】:      65         点

■システム(機能)

・Hシーン回想
・CG回想
・ボイスカット・個別調整
・メッセージ速度調整
・オートモード・速度設定
・未読スキップ
・クイックセーブ&ロード
・ウィンドウモード(800x600)

■システム(コメント)

良く言えばシンプルですが、プレイしていると不都合に感じることが多いです。

テキストウインドウの色が微妙なのに透明度の調整すらできません。
フォント設定は字体、彩色ともにあるので、読みにくいと感じればそちらで調整することに
なりますが、彩色が変更できるのは主人公を除いたメッセージ文だけと不親切です。
全部白にして字体を太めのゴシックに変えてプレイしていました。

 【サウンド】  【評価】:      68         点

【ボーカル曲】70点

電波系のOPが1曲です。
作品の雰囲気よりも明るく感じますが、それなりに作りこまれていますし、メロディーは好きです。
同封のドラマCDにフルバージョンが収録されていて、間奏のテンポの出来が良く、歌も下手ではありません。

【BGM・効果音】50点

作品への評価なので、メーカー批判はしたくありませんが、半年間何をしてきたのでしょうか。

【声優】75点

ベテランの方が多いですし下手だと思うとこはないですが、可としか言えません。
あさひ目当ての方はボイスを購入前に聞いて下さい。

 【グラフィック】  【評価】:      65         点

あさひは5枚、他のヒロインは15枚程度で、合計90枚です。

2人の方が描かれていますが、明らかに髪や顔の表情などに違いがあり、これほど違和感を感じる作品は
他にありません。違和感で終わればいいですが、とんぷうさん担当のキャラの絵(琴乃、魅咲、治子)は
明らかにギャグ系向きで、萌えゲーには向きません。
後半シチュエーションに特徴がなくなり、さらに実用度が落ちた原因の半分はこれで、丁寧、奇麗に以前の問題です。

前作の評価で精液の表現はなかなかと書きましたが、それすら悪くなっていますし差分の進歩もなし。
アングルは少し良くなりました。

 【実用関係(グラフィック、他含む)】  【評価】:      90         点

■実用(シーンの種類)

・ラブラブ
・フェラ
・アナル
・器具(バイブなど)
・SM(拘束など)

■実用関係(コメント)

琴乃9、治子10、魅咲12(短いシーンあり)、つぐみ10、麻耶8、あさひ4、ハーレム3、全56シーンです。

前半の主人公受けメインのシーンは殆んどが1シーンあたりCG1枚、後半のラブラブになると
フェラや体位を変えたりで2枚以上のシーンが出てきます。

シーンの内容に関しては、公式サイトのイベント観覧で10シーンほど見ることができるので
そちらを参照にして頂いて興味を持てれば大きく外すことはないと思います。

「絶対★妹至上主義」では「妹に責められる屈辱感」がよく出ていましたが、今作は主人公の年齢が
ヒロインと同じか下になったことで屈辱感の表現は減りました。
そのかわりシチュエーションそのものはややハードになっています。

ラブラブシーンでも、ヒロインの年齢が上がったことで、手コキが減ってフェラが増えました。
後半のシーンに関しては総評で触れているので、そちらをご覧下さい。

テキストの項目でも書いた通り、実用シーンにおいてもメッセージテキストは良くなっているので、
受け属性の方には印象に残るセリフは多いはずです。

主人公受けで買うなら、つぐみ>>麻耶>治子の順に期待していいと思います。
つぐみに関してはイベントサンプルよりもハイレベルなシーンがあります。

内容が薄くなった分は量でカバーといったところでしょうか。

以下感想、完全主観のランキングです。

<ネタばれ>

衝撃的シーン

1位 つぐみ 体育倉庫で足コキ→逆レイプ「正に、表向き正統派ヒロインの逆レイプ!絵、テキスト共に完璧」

2位 麻耶  図書館でペニスバンドを使い虐待「まさにベッドヤクザ!」

3位 あさひ 手コキ「制服ではなく私服であるところがワンポイント」

4位 つぐみ 睡眠薬を飲まされベッドに拘束されオナホールで手コキ「変態だと認めるまで何時間でも射精止め」

5位 あさひ トイレでオナニー「女の子が一人でしているシーンは見たことがあるが、こちらの方がエロい」  

好きな(使えた)シーン

1位 つぐみ 体育倉庫で足コキ→逆レイプ「断トツ、このシーンだけで7800円出せる」

2位 つぐみ ベッドで手コキ「つぐみのスタイルの良さが出ていたのが良かった、絵が◎」

3位 つぐみ 睡眠薬を飲まされベッドに拘束されオナホールで手コキ「絵はイマイチだがテキスト◎」

4位 麻耶  屋上で付けていた下着を使っての手コキ「妹なりきりの演技が上手い、下着のデザイン◎」

5位 つぐみ 風呂場で足コキ?「精神調教」

6位 治子  教室の窓際で手コキ「主人公の反応が好みだった」

手コキが目立ちますが、結局のところつぐみ以外は処女でなくなると責めが甘くなるんですよね。


<ネタばれここまで>

 【総評】  【評価】:      75         点

一言でいうと、B級作品(メーカー)からステップアップできませんでした。

システムや音楽・グラフィックにはもちろん言えることですが、内容に関しても言えることで、
主人公受けゲーとして確立できていないだけでなく、キャラ萌えゲーとしても中途半端なでき
でヒロインを好きになれなければどちらにしろ満足できないように思います。

キャラ萌えゲーを目指すなら、他にハイレベルな作品がいくらでもあるので、大幅なレベルアップが
必要ですし、コンセプトゲーならそのコンセプトを成し遂げる姿勢が必要ではないでしょうか。

(キャラ萌え目当てに買った人目線)

強暴なヒロインとのエッチ → ツンツンヒロインとのエッチ
誰が萌えるんですか?

治子は結構デレるので良かったかも知れませんが

(主人公受け目当てで買った人目線)

強暴なヒロインとのエッチ → いつの間にか逆転
半分は必要ないですよね

要するに、荒れてるヒロインが思いっきりデレデレになることが大切だったのにそれすら出来ていないので、
これでは主人公受けに興味がない方に勧めることは出来ません。

とは言ったものの、プレイヤーを不愉快にさせることがなくなっただけ進歩はありました。

ここまで叩いておいてあれですが、僕はつぐみ様だけでお腹いっぱいです。

結論、主人公受けシチュが好きな方はとりあえず買い。



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