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 【Title】: プリマ☆ステラ  【ブランド】: アトリエかぐや
 【ゲームタイプ】:お嬢様学園留学AVG  【発売】: 2008/06/27
 【属性】:同級生・メイド  【種別】:萌え系・純愛系・実用系

【スタッフ】

原画:choco chip
シナリオ:神無月ニトロほか
楽曲:Riryka(AngelNote)

【体験版等】
メーカーサイト(アトリエかぐや)から
主題歌、デモムービー、体験版がDL可能

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【キャスト】

東方院 静歌: みる
苧島 久住: 草柳順子
高鷲 雅: まきいづみ
日秀 巴: 茶谷やすら
桐島 悠: かわしまりの
小早川 美雪: 深井晴花

【参考】プリマ☆ステラ 攻略

【デモ館】プリマ☆ステラ OPムービー

 【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】
 【人気投票率】: 実施中  【地雷投票率】: 実施中



 【レビュー】  【執筆】: 空 さん
 【シナリオ】  【評価】:      78         点
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより

ひたむきな少年と無垢で高貴なお嬢様たちとの学園生活が、今はじまる!!

主人公、榊 晃輔(さかき こうすけ)は、世界大会出場も有望視された学生水泳選手。
そんなある日、晃輔は通行人をかばって大事故に遭ってしまいます。
事故のショックで昏睡状態に陥いったものの、奇跡的に意識を取り戻し、
晃輔は現状にめげず、再び『自分の夢』に向かって進みだそうとします。

ですが、奇跡的に目覚めたとはいえ、身体に負担はかけられない状態。
さらに季節は冬に入り、晃輔を取り巻く環境は厳しくなっていく一方となりました。

そんなとき、彼が通う学園に、ある人物がやってきます。
それは、財政界や著名な有名人の令嬢たちが多数在籍するという、
超お嬢様学園『聖エトワール女学院』の関係者でした。
その使いの人物は晃輔に言います。
『もしあなたが望むのならば、我が学園は全力であなたの力になりましょう』、と。

話を聞くと、晃輔が身をもって助けた人物は、エトワールに多大な影響を持つ人物だったとのこと。
そうして『浦島太郎』のごとく、
助けてくれた恩を返しに竜宮城へのお誘いがやってきた……というわけなのでした。

晃輔は決断します。このまま手をこまねいていても何も状況は変わらない。
なら可能性のある限り、できることをやってやろう……と、晃輔は申し出を受け、
お嬢様たちばかりの学園、聖エトワール女学院へ留学することが決まるのでした。

それは、お嬢様たちにとっても、同年代の男性と触れ合う初めての機会なのでした……

(コメント)

最近よく見るようになった形、全8章からなる物語で、5章までが共通ルート、6章からヒロインごとの
ルートに別れます。ハーレムはなし、メインヒロインとして紹介されている4名が攻略対象ですが、先生
(シスター)の美雪さんもクリア後のおまけでシナリオとしても少し補完されています。

共通ルートのプレイ時間は8時間程度、各ヒロインのシナリオは長くても2時間とシナリオ的にも共通に
重みを置いて、個別シナリオでは展開に面白みがないことよりも、カップルになってからのベタベタぶり
がこのジャンルにしては少ないことが、大きなマイナス材料でした。

共通ルートについて

主人公は二学期の期間、エトワールに留学し環境の良い中、水泳選手としてのリハビリに専念しますが、
シナリオのメインはどちらかというとヒロインたちの悩み解決で、1章はプロローグ、2と3章で静歌、
4章で久住、5章で巴と雅と、彼女たちを関係を深くすることになります。で、攻略を見て頂ければ分
かってしまうので言いますと、解決するとお礼にヒロインが体を差し出してきます。

これまでのアトリエかぐやの作品と比べれば遅い方ですが、それでも主人公に対する好感度の上がり方は
早く、ヒロインの気持ちを整理している暇はありません。

早い段階から実用できるように、序盤から本番シーンを入れたのだと思いますが、4人と関係を持って
しまったことが、その後のシナリオで追及されるかというと、全くされないので、あまり意味がなかった
かなと思います。さらにシーンとシーンの間が長く、テンポも悪かったです。個人的には、Hまでしなく
ても、Hなことで良いからコンスタントに入れて欲しいと感じました。あと、共通で関係を持つなら
ハーレムシナリオは当然作れるものだと思うので残念でした。

個別ルートについて

二学期の終わりを数日後に控え、彼女たちとの別れを惜しむとき、主人公は自分にとって離れられない
大切な存在が居ることに気づき、そのヒロインにこれからも一緒に居て欲しいと告白することにします。
付き合うことになったとはいえ、主人公は世界を代表する水泳選手を目指し、彼女たちにも目指すものがあり、
また主人公は一般人、彼女たちは財政界や著名な有名人の令嬢と上手くいくはずもなく、主人公は自分の
道を考え、ヒロインは自分にとって掛け替えないものの選択を迫られるとこになります。

個別は共通に比べると非常にベタなシナリオで、それ故にラブイチャに期待した訳ですが、シナリオが短く
展開も早いので特にこれに期待していた僕は残念でした。これは分岐後、ヒロインが居場所を固定せず移動
ばっかしていたせいもあると思います。雅は前半の展開が遅いので、ラブイチャも楽しむことができました。
あと、主人公がエトワールを離れますので、他のヒロインの出番は最後に少しくらいになります。

共通ルートでは「主人公との出会いで変わった人生」が、個別ルートでは「二つは選べない選択」がテーマ
に描かれていたように思います。

主人公も良いことばかりしてヒロインを助けた訳ではないので、共感できないところもありましたが、共通
シナリオでヒロイン全員に大きな影響を与えてしまうシナリオは好感でした。


シナリオ:80
テキスト:70
キャラクター:85
キャラの演出:75

キャラの演出項目は主人公の取り合いで彼女たちの言い合いは面白かったですが、ヒロインに萌えるという
点での楽しさ面白さに欠けていたので評価は低めです。

キャラクター85点はこれまでのアトリエかぐやの作品と比べると劣るところだと思います。衝撃クラスの
可愛さもありませんでしたが、それよりも一般人でないヒロインは、一般人の僕には萌えにくかったです。
巴の純情さには萌えますが、設定にテニスプレーヤーが付いてきますし、少し素で喜べないところでした。
こういう萌えエロゲーには、主人公のことだけを考えてくれる普通の女の子の方が合っていると思います。

 【システム】  【評価】:      80         点

■システム(機能)

・Hシーン回想
・CG回想
・ボイスカット・個別調整
・エフェクトカット・調整
・メッセージ速度調整
・オートモード・速度設定
・未読スキップ
・クイックセーブ&ロード
・バックグラウンドでの動作
・ジャンプ機能(シーンスキップ)
・サムネイル(セーブ/ロード画面)
・ウィンドウモード(800x600)

■システム(コメント)

スキップが遅いのと、テキストの文字サイズが小さいことが気になりました。

自力でクリアしようとすると初めの方からからプレイし直すことになり、共通ルートが長いので
結構時間を取られます。(選択肢は2択形式で、好感の方を選ぶとベルがなります。)

実用のことを考えてテキストウインドウを小さくしたのだと思いますが、文字が小さく読んでいて疲れます。
作品の雰囲気に合わせたデザインですが、過去の作品の方が良かったです。

良いところとしては、矢印を載せると説明文が出たり、スクリーンサイズをワンクリックで変えられたり、
射精場所の選択をH前に出来るのは途中で気が散ることがなく良かったです。

アトリエかぐやですし、システム面は安心してプレイできます。

 【サウンド】  【評価】:      85         点

【ボーカル曲】80点

OPとEDが2曲ずつあり、個別と共通で別れています。
個別ルートのOPは結構好きです。ちなみに話ごとに流れます。

【BGM・効果音】85点

BGMは20曲で、これまでプレイしたアトリエかぐやの作品の中では一番良かったです。
効果音も作品の雰囲気を伝える要素として、日常の方でも頑張っていますが、最近のシナリオ重視の
作品と比べれば普通かなと思います。実用シーンの効果音はいつも通り◎です。
あと、音質はかなり良い方だと思います。聞いていてストレスを感じません。

【声優】90点

雅の声優、まきいづみさんの熱演に感激しました。
このヒロインはプレイ前それほど気にしていないかったですが、Hにも一番熱が入っていましたし、
シナリオ的にも萌えとしても完成度が一番高かったと思います。
おそらく彼女が好きならこの作品は当たりではないでしょうか。

静歌の声はみるさんですが、キャラに強烈さがないので、他のヒロインと重ねて見てしまいました。
巴の声も良いですが、H後半で喘ぎ始めると声が裏がえるのはどうも好きになれませんでした。


 【グラフィック】  【評価】:      100         点

静歌24枚(17)、久住23枚(16)、雅20枚(13)、巴20枚(13)、美雪11枚(9)
悠2枚(2)、ハーレム5枚(5)、SD5枚。

気になることろも数点ありましたが、過去の作品よりもさらに磨かれていました。
公式サイトは画質を落としてあるようで感じにくいですが、実際は透明感の高い絵です。

今作はストーリー性も重視したことから、背景にも力を入れているのがよく分かります。

気になる点としては、シナリオが長い割に実用シーン以外で使われるCGが少ないことで、
使いまわしが多くなりました。立ち絵とCGとテキストで食い違ったりもします。

顔の崩れは、久住と雅に少しありましたが、実用面への影響は小さいと思います。
差分は平均10枚くらいと多くなく、これまで少しだけあったアニメーションはありません。

とは言ったものの、一枚一枚の力の入れようは凄まじく、マイナス面も十分カバーしています。


 【実用関係(グラフィック、他含む)】  【評価】:      95         点

■実用(シーンの種類)

・ラブラブ
・フェラ
・アナル

■実用関係(コメント)

合計44シーン。

シナリオの中で使われる数は、静歌6、久住8、雅5、巴5、合計22シーン。

クリア後に見れるシーン数が、静歌2、久住2、雅2、巴2、美雪6、悠1、ハーレム5、合計20シーン。

静歌と久住と巴に1つずつ非本番シーンが含まれますが、それ以外は普通にHします。
久住は主人公と昔からの仲で、共通ルートの中で他のヒロインより多いです。
美雪は攻略対象ではないものの、6つのシーンでショートストーリーが成り立っていて、他のヒロインと
結ばれない場合の様なシナリオが展開されます。

シナリオ項目でも書いた通り、共通ルートからHをする訳ですが、それがあまりシナリオに活かされていない
ので、意味が薄いかなと思いました。それならフェラや手コキなどでいいから数多く入れて欲しかったです。
ヒロインによっては長い共通ルート内で1回の子もいますし、次のシーンまで待ちくたびれるだけでした。

内容は、抜きゲーのシナリオというと、Hする場所や衣装変えの為にある感じがしますが、この作品は
無理にそうした流れにはしていないので、服装は制服、私服、水着など、場所も主人公の部屋や風呂、プール
などと、よく居る場所でいつも着ている服装でのHが多く、シスターやエプロンなどはおまけで補完されます。

前半はお嬢様キャラを守る為に普通のエロさですが、シナリオの方向性がお嬢様であることよりも、普通の
女の子であることを強調してくるので、それに合わせてエロさも増していきます。

個人的には巴のおねだりしてくる様子とまきいづみさんの演技力が良かったです。

ちなみに受けシチュは雅に足コキが1つあるだけでした。フェラや手コキはしてあげるレベルで、
騎乗位シチュは多くヒロイン主導で始まりますが、主人公がおっぱい好きですぐに反撃に出ます。
嫌がるところを無理やりやったり、放尿シーンはありませんでしたが、これからが心配です。

 【総評】  【評価】:      85         点

幼なじみと甘〜くエッチに過ごす方法」と比べてこの点数にしました。

慣れてきたせいもあると思いますが、ヒロインの可愛さに衝撃が薄かったのがプレイ後一番の気持ちで、
巴は可愛いけど、じゃあ抱き枕カバーが1万円で出たら買うかと問うと迷いが出ます。
(琴音かエミリーの抱き枕カバーが出れば2万円でも買います。)

という個人的な感情は置いておいて、この作品を一言でいえば、アトリエやぐや仕様の純愛ゲームで、
メーカーとしてはシナリオにも力を入れた抜きゲーを作った感じもしますが、雰囲気だけは抜きゲーより
萌えゲーっぽいところがあります。新しいジャンルなのかも知れません。

抜きゲー → 付き合う前からHするのは普通

萌えゲー → 告白して付き合い始めてからH

という決まりはないと思いますが、後者の気分でプレイしていれば複雑な気持ちにはなります。

逆の立場から言えば、付き合うまで一回限りのヒロインも居て、テンポは悪いし、中途半端感もありで、
付き合う前からHしたならその後もレッツ背徳でガンガンやって欲しかったです。

ヒロインの可愛さに衝撃が薄かったことの次に残念だったことは「ヒロインと楽しい生活」を満喫
できなかったとことで、これは常に何らかの展開があってキャラの心情が不安定だったことと、
イベントの少なさが影響したと思います。シナリオに力を入れたことが、萌え度アップには繋がらな
がりませんでした。

実用面に関しては、シナリオが充実したことで、ただ愛し合うだけのHが多かったこれまでの作品とは
違い、状況に影響した感情が現れたHも見れましたのでよかったです。

クオリティは高いので、気になるヒロインが1人でも居れば十分楽しめそうですが、久住はプレイ中に
好感度を下げていったので少し注意した方が良いかも知れません。

なかなか自分の理想を叶えてくれるような作品は出てこないなというのを今作で痛感しました。
正直90点台を期待していただけに残念ですが「Schoolぷろじぇくと☆」に比べ完成度は上がったので、
次の学園ものも楽しみにしたいと思います。


作品の傾向(評価ではありません)

感動:★★☆☆☆
萌え:★★★★☆
笑い:★★☆☆☆
エロ:★★★★★
演出:★★☆☆☆
容量:★★★★☆
遊び:★★★☆☆
特徴:落ち着いた雰囲気の女学院もの

※演出は技術面について。容量はシナリオを重視した作品はシナリオの長さ、エロを重視した作品はエロ
の量、バランスが取れている作品はどちらも考慮、またCG枚数にもよる。遊びは主にゲーム性。





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