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 【Title】: 聖なるかな  【ブランド】: ザウス
 【ゲームタイプ】:転生神話SRPG  【発売】: 2007/08/03
 【属性】:
 【種別】:燃え系、やり込み系

【スタッフ】

シナリオ 高瀬 奈緒文
サウンド たくまる
原画 まさはる、人丸


【体験版等】
メーカーサイト(ザウス)から
デモムービー、体験版がDL可能

【デモ館】聖なるかな デモムービー

【Amazon】聖なるかな


【キャスト】

Main Heroine
斑鳩 沙月 : 白井 綾乃
永峰 希 : 青山 ゆかり
カティマ : 桜川 美紅
ルプトナ : 大野 まりな
椎名 観月 : 森谷 実園
ナーヤ : 本山 美奈

Sub Heroine
タリア : 韮井 叶
ヤツィータ : 金田 まひる
ユーフォリア : 安玖深 音
エヴォリア : 鳩野 比奈
倉橋 時深 : 安玖深音

 【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】
 【人気投票率】: 72票/23.6%  【地雷投票率】: 14票/9.5%



 【レビュー】  【執筆】: 夢求 さん
 【シナリオ】  
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより


────聖なる神名を持つ転生者たち────

神々の転生。世界の破滅と創造。
破壊神の転生として生まれた少年。
神の能力と記憶に覚醒していく中、
人間として生きることに少年と少女たちの葛藤───

『時間樹』における破壊神の転生である望は、強烈な破壊衝動と、
人智を超えた破壊の力を手に入れつつあった。

自分の生活が、自分が壊れていくことに恐れを抱いていた望。
そして訪れる『永遠神剣』と『神獣』との出逢い

──── オリハルコンネームの目覚め ────

『時間樹』を舞台に、神々の戦いに巻き込まれ、
その記憶に覚醒していく望たち。

この戦いの本当の理由と原因は何なのか?

人の心を失い続ける望の、答えに辿り着くための旅が、はじまる。

(コメント)

一週目はバトルとの相互作用も相成ってかそこそこ楽しめます。ですが二週目以降からどんどん評価が下がってくるなんていうトラップが潜んでいました。何週かしましたが一週目の評価がほんとバトルパートに牽引されていたみたいです。他の各方面の評価もシナリオの評価に引っ張られている感じ。シナリオの詰めの甘さが全体に多大に影響を及ぼしてます。どれもいきなりな展開すぎるんですよね。唐突に感動シーンに入られてもこっちは戸惑うばかりで(つД`)

あと伏線も伏線として機能していません。これは『聖なるかな』という物語自体がそれを包む大きな物語の中の一つなので伏線が伏せられたまま終わるのを多少は許容できるんですがちょっと伏せられすぎ。光をみた伏線も「なんだかなー」と今ひとつ盛り上げる要素になっていないのが・・・・・・。

@これが恐らくシナリオに深みがでなくなっている最大の要因だと思うんですが、地文での環境描写の少なさとテンポの悪さが際立ってます。会話文と主人公の心の声だけで進めるのは些か無理があったか。テンポがよければそれでもなんとかなったと思いますがそれも感じられませんでしたから余計に「なんだかなー」と思ってしまったんだと思います。

普通にシナリオのみの作品でしたらバトルパートとの兼ね合いも無く書けるので化けた可能性はあると思うんですけどね。何はともあれちょっと残念な出来に。もうちょっと頑張って欲しかったと思いました。部分部分でみると良い文章はあったんですけどねー。例えば沙月ルートのラストの終わり方はいい感じな強引さに描写。
こういうのあげれば結構出てくるだけに残念です。

 【システム】  

■バトルシステム関係

一週目の難易度はちょうどよかったのではないでしょうか。
こちらも適度にやられつつ、どうやったら強敵を倒せるかなど試行錯誤が必要なのは個人的に◎。
ですが二週目以降がただの作業になってしまうのがやはり残念。
高難易度だと強敵が強敵じゃなくなるのが凄く哀しいです。%攻撃系で一撃とかざらになりますからね(;´Д`)
そこらへんもうちょっとなんとかならなかったのかと思いました。
@後半で使えるキャラが限定されるのも△。まったくもって不必要なキャラが出てくるのはどうしたものか。
っと批判が先行した評価になっていますがそこまで悪くはありません。
バトルパートのロード時間も速いですしね。
特別すごいというわけでもありませんがゲームシステム目当てで購入しても地雷というわけじゃないです。
バトルシステム面で顧客の興味を惹きつけるのはかなり難易度が高いことなのでそれを鑑みると十分の及第点といえると思います。ではなぜ批判が先行した評価になったのかというとそれはシナリオの物足りなさに他ならず。詳しくは↑参照。

■アドベンチャーパートシステム

特に問題なし。
ただセーブ箇所がちょっと少なかったか。
バトルパートで高ランククリアを狙ったり、円滑に進めるためにはやはりセーブする回数が非常に増えるんですよね。
いらない人にはいらないと思いますが、個人的に今の倍ほど欲しかった。
スキップも速度的に遅いですが
@CG回想にて各CGをクリックすると音声が流れるのはなかなか斬新だと思いましたb

 【サウンド】  

全35曲のサウンドにEDが2つ、挿入歌1つの3つのボーカルソング。但し挿入歌は前作『永遠のアセリア』の主題歌。
かなりハイレベル。世界観に違和感無くフィット。これは聞く価値あり。
特にバトル系。これはいい音楽。きちんと燃えさせてくれますb
ただどの音楽もゲーム内で聞くより普通に音楽として聞いた方がなんとなくいい感じがするのは何故だろう。
@OPがボーカルソングじゃないのもちょっといただけない。これほんと残念だったなー。
ED2つがボーカルソングなのにOPがそうじゃないのはなんでなのか疑問が残るところ。

 【グラフィック】  

沙月:21枚 希美、カティマ:16枚 ルプトナ、ナーヤ:12枚 ナルカナ:11枚 その他:34枚 (全て差分除く)
多少少な目なのか? でもバトルパートを除いたシナリオパートの長さから見るとちょうどいいのかもしれません。
でも各キャラごとに結構差があるのは気になりましが、これはシナリオ途中から仲間になるキャラも多いので当然と言えば当然なのかも。攻略したかったキャラのグラフィックが少なくて少し不満が残る人もいそうですが。
できについても悪くないです。どこかクセがあるグラフィックですがそれは好みの話なので割愛。

 【実用関係(グラフィック、他含む)】  

各キャラ1〜2回。
これがメインじゃないので妥当な線でしょうね。
ただ内容は薄め。その点どこか不満が残る人もいるかもしれません。
可もなく不可もなくってところでしょうか。
@ちゃんとサブキャラも補完しているのは内容はともかくニーズに答えてるのかも。

 【総評】  【評価】:      79         点

最初から最後までシナリオがなー・・・・・・と嘆いた作品。
プレイヤーから寄せる期待が大きかったっていう点もあると思います。
もうちょっとシナリオが頑張ってくれていたら二週目以降のバトルパートの作業感も少なからず和らいでそれなりに高評価になったと思うだけに残念です。最近ほんと『もうちょっと頑張ってくれていたら』なんて作品が多い気がします。
地雷じゃないし悪くない。だがオススメするには躊躇ってしまうのがなんとも(つД`)
興味ある方はどうぞ。個人的には中古で買うことをオススメします。



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