【Title】: しゅぷれ〜むキャンディ | 【ブランド】: 枕 | ||
【ゲームタイプ】:ADV | 【発売】: 2008/09/26 | ||
【属性】:妹系・メイド・ロリ | 【種別】:萌え系・純愛系・ロリ系 | ||
【スタッフ】 原画:いぬがみきら、梱枝りこ、他 シナリオ:藤倉絢一、他 【体験版等】 体験版は未公開? 【デモ館】 しゅぷれ〜むキャンディ デモムービー ※演出強化パッチあり⇒サポート |
【キャスト】 天乃 羽依:芹園みや 佐久間 弓音:かわしまりの 露雪 悠莉:神村ひな 湊 向日葵:楠鈴音 藍原 時未:野神奈々 七星 朱里:松永雪希 ジャココ:金松由花 【Amazon】しゅぷれ〜むキャンディ 初回版 【Amazon】『枕』で検索、『ケロQ』で検索 【関連サイト】ケロQ |
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【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||
【人気投票率】: 実施中 | 【地雷投票率】: 実施中 |
【レビュー】 | 【執筆】: 空 さん | ||
【シナリオ】 | 【評価】: 65 点 | ||
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより 幼い頃、斗南優はアニメの魔法使いに憧れて川原でホウキにまたがり空を飛ぶ練習にあけくれていた。 そんなある日、彼はホウキではなく掃除機に乗って空を飛ぶ魔法使いの少女・羽依と出会う。 二人は楽しい時間を過すものの、あることをきっかけに別れてしまう。 それから幾年月が経ち、優は少年から青年へと変わった。 そして、魔法というものとは縁遠い平凡な日常の中でごくごく普通な男子校ライフを過していた。 しかし、そんな彼の生活は、たまたま拾った飴玉によって一変する。飴玉の名は… 『しゅぷれ〜むキャンディ』 二色のキャンディは、若返らせたり、年を取らせたりすることのできる魔法のキャンディだった。 最初は恐怖を感じていた優だったが、キャンディの不思議な能力を活用する方法を思いついた。 いつも遠くから眺めている女子校。そして女子生徒たちと楽しく遊ぶ近所の子供たちの姿。 うらやましいと思った。でも思うだけだった。 でも部活の先輩に言われ続けた不文律が現実へと引き戻す。 『男(おれたち)は成長するとキモくなる。だから、女の子達に嫌われる』 だから遠くから眺めているだけだった。 男の子ではない、男である自分は遠くから眺めるしかなかった。 しかし! このキャンディーがあれば! 『これを使えば、女子校に潜入できる!』 さっそく優はしゅぷれ〜むキャンディを使い、 いつも遠くから眺めているだけだった男子禁制である女子校へと潜入する。 念願の女子校へと潜入した優は、そこで一人の女子生徒と出会う。 一目で心奪われた相手。彼女こそ、優が幼い頃に出会った魔法使い・羽依だった。 羽依に会いたい一心で女子校への潜入を続ける優。 そこで優はいろんな女子生徒達と出会う。 いきなり写メを撮ってくる女の子、ウサ耳帽子をかぶった女の子、幼なじみの女の子…… さらにさらにエトセトラ……エトセトラ…… 魔法のキャンディがもたらした出会いは、とびっきり甘い! 女の子達との出会いが優の人生をスペシャルでスウィートなものへと変えていく。 |
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(コメント) 幼いころにあったカップルとの辛い思い出から、いつしか異性を避けるようになった主人公は男子校へ入学、 「男の子は可愛い、男はキモイ」と思うようになる中、舐めると子供になれるキャンディを手に入れます。 放課後、女子校で遊んでいる男の子たちを毎日眺めていた主人公は、小さくなった姿で、新たな出会いを求めて 憧れの女子校へ潜入するのでした。 というのが序盤の流れです。 攻略ヒロインは7名(8名とも言う)で、羽依を初めに攻略するように固定されています。プレイ時間は、共通が 1時間くらい、個別も1〜2時間と短めです。序盤で登場しないヒロインほど、終盤に関わっていて伏線も少しある ので共通ルートで出てくるヒロインを先に攻略するのが流れとしては良いと思います。 シナリオが良い、悪い以前に、作品の世界観作りとヒロインのキャラ立てが出来ていないとこがあり、主人公の生活 在籍する学校の雰囲気、主人公の生活範囲である地域についてなどなど分からないまま物語が進みます。 共通ルートで分かることと言えば、主人公のネガティブな性格、変わった親に育てられた家庭環境くらいです。 ヒロインも共通ルートでの出番に差があり、どんなこか分からないうちに個別へと入るので、両方の情報量の少なさ が原因で感情移入がしにくい内容になっています。 シナリオの内容は、どのヒロインもカラーが違うので、一様にこうだとは言えませんが、王道恋愛シナリオを コンパクトにまとめたと言えるとは思います。 起承転結のテンポがとても早く、萌えゲーを予想していた僕にとっては完全に好みの内容とは違いました。 ヒロインの可愛さ演出とか、ラブイチャとかそういう内容は皆無というか、おそらく製作の段階で考慮されて いないのだと思います。 なので、恋愛ゲームというよりも劇や映画を見ている感じです。 王道とサブタイトルに書かれている通り、一部のヒロインを除けばベタなシナリオで、ベタだからこそ次の展開も 気になるというベタにはベタなりの面白さもあると思いますが、それまでも感じられませんでした。 シナリオ:65 テキスト:65 キャラクター:70 キャラの演出:60 ヒロインのキャラも何とも評価しにくいところがあり、可愛いと思えても、そう思い始めたころにスタッフロールが 流れ出し終わってしまいました。 主人公は冒頭で書きましたように、ずいぶんとネガティブなところがあり、ヒロインが少し「優君って…」と少し 間を空けるだけで、もしかして俺ってキモイ?キモイとか思われてる?と勝手に被害妄想に走ります。 それ以外は、とても優しい心の持ち主だと思うので、決して悪い訳ではありませんが、この点も感情移入を妨げている 点だと思うので、どうしてもマイナス評価になってしまします。 どっしりした世界観と雰囲気を作り、魅力的なヒロインを揃え、感情移入し易い流れを作り、プレイヤーに不快な 思いをさせないことが商業作品には求められていると思いますので、低い評価とさせていただきました。 |
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【システム】 | 【評価】: 70 点 | ||
■システム(機能) ・Hシーン回想 ・CG回想 ・ボイスカット・個別調整 ・エフェクトカット・調整 ・メッセージ速度調整 ・オートモード・速度設定 ・未読スキップ ・サムネイル(セーブ/ロード画面) ・ウィンドウモード(800x600) ■システム(コメント) 上記以外の機能は、ウィンドウの透明度調整、選択肢後にスキップ、オートを持続させるかを選択できます。 変更を押さないと設定を変更した部分が変わらないのが少し面倒でしたが、それ以外は普通でした。 30回ほどの選択肢が共通ルートにあり、好感度によってルートが決まるシステムです。 |
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【サウンド】 | 【評価】: 70 点 | ||
【ボーカル曲】70点 主題歌とEDは3曲あります。 リズムは結構良かったです。 【BGM・効果音】65点 実用系以外でこれほどレベルの低い作品は初めてでした。 【声優】75点 ベテランの方を揃われていることもあり、特に不満はありませんが 声優さんの魅力を感じるようなシーンもありませんでした。 |
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【グラフィック】 | 【評価】: 85 点 | ||
差分なし合計140枚、そのうちSD絵などが19枚含まれます。 髪を細かく書いているせいか、フルサイズにするとカクカク感が少し目立ちましたが 立ち絵、CGともに安定感があり綺麗でした。 何名もの方で書かれているようですが、知らなければ判らないと思います。 それくらい統一感があり好感を持ちました。 シナリオが短いこともあり、ことあることにCGが使われます。 立ち絵、CGともにアップされることが度々ありますが、塗り直しされていて鮮明に写ります。 |
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【実用関係(グラフィック、他含む)】 | 【評価】: 50 点 | ||
■実用(シーンの種類) ・ラブラブ ・フェラ ・アナル ・器具(バイブなど) ・SM(拘束など) ■実用関係(コメント) 合計14シーン。各ヒロイン1〜3シーンです。 主人公とヒロインの絆もあまり伝わってきませんし、私にとって実用性は高くありませんでした。 尺が短いとかエロくないとか以前の問題で、とりあえず入っている感じしかしませんでした。 いじめについてのシナリオがあるので、それで拘束シチュがあります。 |
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【総評】 | 【評価】: 70 点 | ||
萌えゲーという先入観で買ってしまったので、評価低めなところもあると思いますが CGが多くて綺麗なところ以外は、良いところを見つけられない作品でした。 世界観の薄さ、シナリオの流れの悪さ、主人公の性格と感情移入を妨げるものが多い上に ヒロインも変わっている子が多いところがさらに入り込みにくくしています。 どんなユーザーをターゲットにしているのかも分からないところで、シナリオ、萌え、エロ どれをとっても力の入れどころが分かりませんでした。 テキストは普通の友人どうしの会話なのに、絵はとても可愛く描けているというとことが多く 妄想でテキストを考えれば萌えもあるかなとは思います。 1つの作品で多くを楽しみたい方には勧められないとこもありませんが、その反面、面白さを 見つけにくい作品ではないでしょうか。 作品の傾向(評価ではありません) 感動:★★☆☆☆ 萌え:★★☆☆☆ 笑い:★★☆☆☆ エロ:★★☆☆☆ 演出:★★☆☆☆ 容量:★★☆☆☆ 遊び:★★☆☆☆ 特徴:CGは綺麗で多い ※演出は技術面について。容量はシナリオを重視した作品はシナリオの長さ、エロを重視した作品はエロ の量、バランスが取れている作品はどちらも考慮、またCG枚数にもよる。遊びは主にゲーム性。 |
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