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 【Title】: tan.−タンジェント−  【ブランド】: TJR(The Jolly Roger)
 【ゲームタイプ】:Novel ADV  【発売】: 2006/12/22
 【属性】:ツンデレ・妹系・同級生・ロリ  【種別】:萌え系・純愛系・ロリ系

【スタッフ】

■原画 :  タコ焼き (TAKOYAKI)
■脚本 :  はね (HANE)
■音楽 :  Sound Studio B (SOUND STUDIO B)
■主題歌:  柚木まき

【体験版等】
メーカーサイト(TJR(The Jolly Roger))から
デモムービー、体験版がDL可能

【Amazon】tan.−タンジェント−


【キャスト】

■八如耶織: 草野花恋
■早乙女幸子: 白井うさぎ
■大上かなた: 彩世ゆう
■梶浦砂城: 桃井穂美
■葛城瑞葉: 東かりん

【参考】
tan.−タンジェント− 攻略

※TJRはHOOKの姉妹ブランドです

 【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】
 【人気投票率】: 14票/1.7%  【地雷投票率】: 0票/0%



 【レビュー】  【執筆】: 空 さん
 【シナリオ】  【評価】:      77         点
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより

生まれて初めて乗った船
僕、御門明(みかどあきら)は小さな島へ降りた
見たこともないような島の町
見たこともないような青い空と
見たこともないような青い海と
そして
見たこともないような変な仲間……

船の上で出会った同い年の大家さんに、家まで案内されて
日傘に隠れてしまいそうな、日本人形のような小さな女の子と
金髪だけど袴姿の外国人がついて来る
海の上で出会った内気なクラスメイトとは、最初は挨拶も出来ないで
無口気難しいクラスメイトとは、どういうわけか睨まれる
困った先輩にはからかわれ
食えない先生にはケムに巻かれ
ばかでかい船長には圧倒される

変な連中に囲まれて、僕はどうにか文句を言う

Tangent : 無関係な物語

「僕は君らと無関係 接するところは何もない」

一人がいい
僕は言う
ひとりがいい

通じているのかいないのか
皆は不思議な顔をして
次はいっせいに笑い出す

「行こう!」 「話そう!」 「遊ぼう!」

一緒に!!

……気がつけば、僕は皆と歩いている

Tangent : 接すること

触れ合う軌跡

山から吹く風 海から来る風
見たこともないような輝く朝日
見たこともないような綺麗な夕陽
見たこともないような暗い夜と、それを照らす星明かり

その眩しさに目が眩みながら、僕はどうにかそれを掴む
皆の笑い包まれて


背中を押されて踏み出した、眩しいばかりの光の中で

僕が掴んだのは誰の手だろう?


(コメント)

【シナリオ】75点

プレイしているともう一人攻略できそうな先輩キャラがいますが、攻略対象ヒロインは4名。
主人公とヒロイン達が負っている心の傷やコンプレックスを互いの助け合いで解決していく2ヶ月弱の物語です。

ストーリー紹介を読んで頂いても分からないと思うので簡単に説明しますと、

主人公は家族から疎外を感じ本島から離れた小島に移住してきます。
もともと一人でいることが好きな主人公で、小島に移住すれば家族から離れさらに一人になれると考えていました。
が、引っ越して先で会う人達のあまりの親切さと積極的な行動に、一人になりたいと考えつつもいつの間にか
彼らの後ろをついて行ってしまうのでした。

シナリオの大筋に目を引かれる場面は少ないですが、小島のカラーに染まったキャラ達がイキイキしているので
内容が薄くても結構楽しめます。
特に主人公の過去に関しては吹っ切れたのかという瞬間が分からず曖昧でしたが、進めていくうちに主人公の
気持ちの変化は分かるので、むしろ良い演出に感じました。
メインヒロインの耶織シナリオの恋愛は結ばれるまでの過程が少し珍しい形で、一見曖昧なように感じましたが
納得のできるテキストなのでこのシナリオもここだけ見れば高得点です。

過度な感動を求めたようなシナリオではなく、主人公と彼女たちの私生活に密着したストーリーです。
容量的に物足りなさがあります。

【キャラクター】80点

主人公を含めたどのキャラも、心の中に黒いものがなく本当の優しさを持っていそうというのが印象で、
それがキャラ同士の掛け合いでも伝わってきます。
恐らくこのゲームをプレイしていて、キャラに対してイライラすることは少ないと思います。

主人公は導入部分からしてネガティブな青年かと思いきや、過去を引きずりながらも前向きな性格をしています。
肉体的に強くもなく有能でなくても、前を向いて努力する姿勢が好感で、恋に関してはやや鈍感ですが、人の痛みを
理解して行動できる姿がゲーム内で上手く演出されていました。

主人公の友人がイギリス人とういことで、半分くらい英語をしゃべるのですが、これが中高などでは習わない自然な
英語で楽しめたので個人的に好きです。

ヒロインは絵がOKなら好きになれると思います。
街育ちの子とは一風したキャラをしています。

【演出】75点

キャラ同士の掛け合いは聞いていて楽しかったですが、それ以外に突起しているところはありません。
名前のあるキャラ以外はまったく会話に参戦しないのも、このゲームの場合マイナスだったと思います。

本島に出かけるなどの会話がありますが、実際に本島でのイベントはなく、世界感が狭く感じました。
あと、主人公の過去について語られる場面で、CGがなくテキストのみで語られたのも残念です。

 【システム】  【評価】:      85         点

■システム(機能)

・Hシーン回想
・CG回想
・ボイスカット・個別調整
・メッセージ速度調整
・オートモード・速度設定
・未読スキップ
・クイックセーブ&ロード
・ジャンプ機能(シーンスキップ)
・サムネイル(セーブ/ロード画面)
・ウィンドウモード(800x600)

■システム(コメント)

(その他の機能)
・フォント設定(ゴシック・明朝)
・ウインドウの透明度変更

文字表示速度とオート速度が3択ですがそれ程問題ないと思います。
ヒロイン選択画面でセーブが出来ないのが不便ですが、ゲーム性はないので。
シーンスキップは冒頭の部分です。
右クリックで設定画面になり、これは固定されています。

軽くて動きはスムーズですし、プレイしていて大きく不便に感じることはありませんでした。

 【サウンド】  【評価】:      73         点

【ボーカル曲・BGM】75点

ボーカル曲はオープニングの1曲、BGMは24曲で、音質は並かやや良いくらい。
どちらも良くも悪くもないとしか言えませんが、HOOK関連の作品ということで、効果音は多めに
使い演出しているのは良かったです。

【声優】70点

プレイ中に慣れる程度ですが、メインヒロインの耶織と年下ヒロインの幸子は外見と少し違う声だと感じました。
友人の鬼兵衛がむしろいい感じです。

 【グラフィック】  【評価】:      70         点

各ヒロイン17枚、差分なし合計68と少ないです。
背景も少なめで世界が非常に狭く感じますし、生活感も十分とは言えません。
立ち絵のバリエーションも少ないですが、表情とテキストは合っていました。
このロリが入った絵が好きなら問題ないと思います。
テキストウインドウがシンプルで、文字が大きくクッキリして見やすいのは好感です。

 【実用関係(グラフィック、他含む)】  【評価】:      70         点

■実用(シーンの種類)

・ラブラブ
・フェラ

■実用関係(コメント)

各ヒロイン2シーン、計8シーンで、1回目は部屋で初々しさがよく出ている演出、2回目はヒロインに
よって場所違いフェラから1体位という内容でした。
シチュエーションは純愛でよく見るもので特別変わったところはないので、この絵が好きで好きなヒロイン
ができれば楽しめそうです。
前後の流れは自然で好きですが、実用性には期待しない方がいいです。

 【総評】  【評価】:      79         点

シナリオのできに突起したところはありませんが、小島という環境で育ったヒロインを上手く描けていているので、
街中の学園ものをプレイすることが多い自分にとっては新鮮でした。
気持良くプレイできたので、シナリオに引きつけられる場面とボリュームが多ければ大分変わった作品だと思います。
新品ではお勧めしにくいですが、量が少なめなせいか定価も少し低めです。(総評は各項目の平均+定価加点4点)
ヒロイン目当てなら絵買いでいいと思いますが、僕は主人公とその友人の方が好きになったくらいでした。




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