【Title】: 闘神都市III | 【ブランド】: アリスソフト | ||
【ゲームタイプ】:RPG | 【発売】: 2008/11/28 | ||
【属性】:幼馴染 | 【種別】:感動系・純愛系・やり込み系 |
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【体験版等】 メーカーサイト(アリスソフト)から ベンチマーク、デモムービーがDL可能 【Amazon】闘神都市III 【Amazon】『アリスソフト』で検索 |
【デモ館】 闘神都市III デモムービー |
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【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||
【人気投票率】: 実施中 | 【地雷投票率】: 実施中 |
【レビュー】 | 【執筆】: ザイニエル さん | ||
【シナリオ】 | 【評価】: 80 点 | ||
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより抜粋 「闘神大会」――それは、闘神都市という街で年に一度行われるトーナメント制の闘技会。 出場者は見目麗しい女性をパートナーにすることを義務づけられ、試合に勝利した者は、 その後24時間の間、対戦相手のパートナーを自由にできるというルールが存在する。 また、優勝者には「闘神」の称号が与えられ、パートナーとともに、闘神区画と呼ばれる 特権区画での贅沢な生活が障害保障されるという。 主人公・ナクトは、冒険者の父親を持つ剣士志望の少年。 幼い頃から冒険者に憧れていたナクトは、ある年、モンスター退治の仕事に出かけた 父の後を勝手に追い、ついてきた幼馴染の羽純とともにモンスターに囲まれてしまう。 その窮地を助けてくれたのは、父と、一時的に父とパーティーを組んでいた、 美女しか生まれない種族「カラー」の剣士・レメディアだった。 ナクトと羽純は、その後数日間レメディアと交流を深め、旅に戻るレメディアを見送った。 それから数年後、闘神大会に出場したナクトの父は「優勝したから帰る」という知らせを 寄越したまま、消息を絶った。 父の失踪から5年が経過し、成長したナクトは、父の行方探しと自らの腕試しを目的に、 闘神大会出場を目指して故郷の村を後にする。 |
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(コメント) Vとなってますが、T及びUとは時系列的に関係がなく、舞台となる闘神都市や大会の 設定を踏襲しているだけなので、初心者の方でもすんなり話に入っていけます。 過去作に登場したキャラクターや音楽を一部に使っているため、昔からのユーザーには 懐かしく思えるシーンもあります。 基本的に一本道であり、ルートやヒロイン分岐は無い王道的作品となってました。 メインヒロインは羽純とレメディアの二人で、過去の思い出や現在の心情を交えながら 三角関係風にストーリーが進んでいきます。 只の幼馴染だった羽純と恋人関係に少しづつ進んでいく模様やレメディアの過去が少し づつ明らかになるさまなど、この作品に対する丁寧な作りこみと意気込みを感じました。 それだけに展開的に仕方の無いことでしょうが、闘神大会後の羽純とレメディアの存在 感の無さには残念に思いました。 シナリオのボリュームはかなり有り、他のRPGともひけをとらない内容になっています。 ただシナリオ量が豊富な分、あきさせないよう序盤の闘神大会を簡略化してスピーディ に進めたほうが良かったのかもしれません。 <以下ネタバレ含む> 終盤は問題ありませんが、序盤の戦闘後に入手する世色癌やGOLDの数が10倍くら いならバランスが取れていたのかも知れません。 羽純とレメディアが従姉妹同士だったと言う点や市長とフラメル家の関係を、 もう少し追求して物語に絡めれば、物語が増した物になったと思います。 闘神ボルトの豹変ぶりは良かったものの、何故市長側と組んで力を求めたのか、 その辺も深く掘り下げて主人公と因縁めいたものにすれば、もっと盛り上がったものに なったでしょう。 梨夢が暗躍する場面で彼女の声を消したのは、実に効果的でした。 <ネタバレここまで> |
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【システム】 | 【評価】: 85 点 | ||
■システム(機能) ・Hシーン回想 ・CG回想 ・ボイスカット・個別調整 ・エフェクトカット・調整 ・オートモード・速度設定 ・未読スキップ ・サムネイル(セーブ/ロード画面) ・ウィンドウモード(800x600) ■システム(コメント) 従来の戦闘方式であるコマンドタイプから、アクティブタイムを取り入れたAUTOタ イプに変更しています。始めは慣れなくて手こずりましたが、キーボードやマウスを いじらなくてすみますし、慣れるとこちらの方が楽でした。 スキル型コマンドもタイミングさえ間違わなければ、効果的威力を発揮しますし、この 辺は戦闘前の設定次第ですね。 ダンジョンや敵も3Dになって迫力を増した分、それに応じたパソコンのスペックを要 求するのが難点か。 画質を落とせば、ある程度スペックがあるパソコンなら動くので初期設定の確認を忘れ ないようにして下さい。 武器の購入は無くなり、代わりに武器にアイテムを付与させるシステムになっています。 付与数増加させるサクラ貝と白サクラ貝の数さえあれば、制限無くアイテムを付与することが 出来、無制限に成長することも可能。ただ、普通のサクラ貝を使用すると増加する空きスロット の1マスは付与不可のため、アイテム位置をうまく考えなければなりません。 今回は女の子モンスター捕獲がないのでその辺は寂しい限りです。 |
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【サウンド】 | 【評価】: 85 点 | ||
全部で47曲あり、ボーカル付きの曲は1曲で2種のバージョンがあります。 一部の曲は、TやUで使われた曲のアレンジバージョンで古くからのユーザーに懐かし さを与えるものでした。 ダンジョンの曲は10種あり、単調になりがちな迷宮探索をあきさせない豊富な種類の 数があります。 |
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【グラフィック】 | 【評価】: 85 点 | ||
TとU同様、メイン原画家はMIN−NARAKEN氏で今回かなりの数の原画を描いています。 20年近くこの業界でやっておられるにもかかわらず、レベルの高い原画を描いておられました。 他にもむつみまさと氏や織音氏など、おなじみのアリスソフトの原画家も参加しており、 アリスの底力を感じさせます。 CGモードで176種とありますが差分は数えてませんし、表情や立ち絵もそれぞれ一つに纏めているため、 実際のCG枚数はかなりの数をいくものと思われます。 |
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【実用関係(グラフィック、他含む)】 | 【評価】: 85 点 | ||
■実用(シーンの種類) ・ラブラブ ・フェラ ・凌辱 ■実用関係(コメント) 純愛系と陵辱系の二つがあり、そちらの方面はかなり幅広くなっています。 また、CG1枚ごとに回想モードがついており、選択しやすくなっていました。 通常のCGにも回想モードがついていますので、回想機能としては合格点です。 大体のイベントもストーリーを進めれば、ほぼ手に入るのでCGも埋めやすくなってました。 |
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【総評】 | 【評価】: 84 点 | ||
総合として完成度の高い物に仕上がっており、シリーズの最新作として満足のいくもの になっておりました。当初14年ぶりの新作として不安視しておりましたが、 現在の技術を投入してシリーズの流れを継いだ全く新しい新作として完成されていました。 単調になりがちな戦闘シーンをAUTO化して簡単に出来るようにしていたり、 付与システムにより無制限に成長できる風にしていたりとかなり良い工夫が凝らされてました。 その一方で序盤に入手金額の低さや世色癌の数の少なさに苦労しましたが。 前作でトーナメントの勝ち抜き後、賞金が手に入ったのに今回無かったので、いぶかしんでましたが、 闘神大会後のどんでん返しを見て、こういう事なのかと演出の凝りようもよく出来ておりました。 ただ、ボリュームがある分もう少しシナリオを進めやすくした方が良かったでしょう。 それと前作までのファンとしては、女の子モンスター捕獲が消えたのは寂しい限りです。 【その他】 <前シリーズの闘神都市T・Uとの関係性について> <ネタバレ含む> 基本的に闘神都市と大会の設定を受け継いでいるだけであって、世界観や時間的につながりはありません。 ただ、T・Uのキャラクターそのものではないものの、そのパラレル的存在が出てきます。 Tからはクミコ、ドギ、アトランタ。 Uからは葉月(トーナメントだけ)、シュリ、ボーダー、ちんちん親父(笑)、天降鬼等。 特にクミコがレベル神になっていたり、シュリとのHが可能だったりした点は前作のファンを驚かせました。 ちんちん親父もとい闘神クランクもあいもかわらずかませ犬っぷりですし。ボルトにあっさり謀殺されましたが。 トーナメントにも他作品のキャラであるランス、レオ、タイガージョーなど登場してたりします。 アトランタが次の闘神都市で会いましょうと言ってましたが、14年後だったら流石に勘弁してほしいです。 Wでもボーダーは優勝できないだろうな、きっと・・・ <ネタバレ終了> |
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