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 【Title】: ティンクル☆くるせいだーす  【ブランド】: リリアン
 【ゲームタイプ】:どきどきワクワク生徒会バトルラブコメ  【発売】: 2008/09/26
 【属性】:ツンデレ・同級生・幼馴染  【種別】:感動系・萌え系・純愛系

【スタッフ】

原画: かんなぎれい
シナリオ: しげた、丸谷秀人

【体験版等】
メーカーサイト(リリアン)から
OPムービー、体験版等がDL可能

演出強化&軽量化パッチありサポート



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※プレミアムエディションは中古のみ入手可で
値段もプレミアム。初回版あり、通常版も発売予定

【デモ館】ティンクル☆くるせいだーす デモムービー

 【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】
 【人気投票率】: 実施中  【地雷投票率】: 実施中



 【レビュー】  【執筆】: 空 さん
 【シナリオ】  【評価】:      93         点
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより

シン達の通う流星学園は、流星町の高台にあるミッション系の学校。
流星という名のとおり、流れ星がよく降ることで有名な街である。
現代科学では解明できない自然現象として、流星町は観光名所にもなっていた。

だがその裏で、流れ星が降ると同じ時期になると決まってある存在が姿を表すのだ。
それが『魔族』と呼ばれる者達である。
彼らは人間界へ遊びに来たはいいものの、ルールを無視して好き勝手なことをする。
それが実際、人間界の被害を生み、流星町では密かな問題になっていたこともしばしば。
だが、その問題を未然に防ぎ、魔族を追い払う役目を『流星生徒会』が担っている。

日々の学園生活を充実すべく、また年間行事を楽しくしようと奮闘する新生徒会役員だち。
その裏側では理事長のヘレナが指揮をとる対魔族組織『流星クルセイダース』の活動があったのだ。

(コメント)

生徒会長となった主人公が、生徒会役員であるヒロイン達と魔族退治をしながら、年間行事である学園主催の
イベントを盛り上げ、みんなでのキラキラの学園生活を目指した物語です。

期間は10月1日からクリスマスまでと長く、その間1日も跳ぶことなく進みます。共通ルートは10月9日
までと短めですが、11月半ばまでは既読文が含まれる形になります。選択肢は地図上でヒロインを追いかける
こと以外はないので、バトルパート以外での攻略性は低いと言えます。

攻略ヒロインは、ナナカ、ロロット、聖沙、リア、アゼルの5名で、1人目は12時間程度、2人目からも
8時間近くとボリュームがあります。アゼルは2週目以降から攻略可能です。

「生徒会活動」「魔族退治」「恋愛物語」と3つの話が同時に進行していくのが特徴で、生徒会の活動はどの
ルートでも変わらず、魔族退治も目標そものもは同じなので、中盤まではそれぞれのヒロインと行動することで
同じシナリオを違う視点から楽しむことになりキャラとの会話を楽しむ内容です。

バトル関連の後半のシナリオは最終的な目的は変わらずとも、主人公が魔王への覚醒する過程と迎え撃つ敵が
違ってくるので、1度クリアすることで詰らなくなることはありませんが、中には脇役の大活躍でクルセイダース
の出番が少ないシナリオもあり、恋愛物語に比べると影の薄さを感じました。

一方、恋愛の方は12月に入るとどのヒロインのシナリオでも山場を迎えますが、プレイ期間が長いにも関わず
恋人同士になるのが遅いのが残念な点で、とくにナナカはその後のシナリオが短いです。

とは言え、リアは恋人になった後のシナリオが長い上に明るく、ロロットは少し暗い展開になるものの付き合う
前から嫁同然なので、この2人のラブイチャに期待するなら大当たりだと思います。

前にプレイした『タユタマ』もそうでしたが、事態に大きな問題を抱えながらもプレイヤーのテンションを下げ
させない工夫があり、終盤もヒロインとほのぼのした学園生活を楽しむことができます。反対に問題が小さければ
面白さに欠けると思うので、萌えゲーとしてバランスよく出来ていると思います。

付き合いだした後のシナリオが短いこと以外に欠点を上げると、一人のヒロインを追いかけながらプレイを進める
訳ですが、そのヒロイン以外のシナリオでも主人公が居合わせない合間に問題が解決したり事が進んだりします。

ヒロインは生徒会役員としての役職があり、しかも優秀なので、主人公が居合わせなくても特に問題はない訳です。
なので、全員をクリアすることで、同じ時間軸でのヒロインの行動や活躍を把握することができます。


シナリオ:90
テキスト:90
キャラクター:95
キャラの演出:95

シナリオとしては、天使、人間、魔族との間で生まれた恋愛と、あと幼馴染であるナナカの想いが見どころです。

なので、彼女の主人公への気持ちを知るために、ナナカを始めに攻略して、これまで戦ってきたキャラの裏側での
動きや学園長周りの動きが良く分かる、アゼルを最後に攻略することをお勧めします。

ヒロインのレベルはこれまでプレイした作品の中では最強クラスで、キャラクター紹介に自己紹介フラッシュがあり
ダウンロードせずに見ることができるので、まずは見ることをお勧めします。

このゲームは舞台の説明や主人公とヒロインの自己紹介などはなく、初めからハーレム状態でいきなり本題から
入りますが、テキストがキャラの魅力を表現するのが上手いので、どんな世界でヒロインがどういう子かという
ことが良く分かり感情移入を妨げることはありませんでした。

個別ルートに入っても他のヒロインとの会話や関わりなどもバランスよく、みんなでハッピーエンドを目指した
シナリオとしても好感でした。


 【システム】  【評価】:      80         点

■システム(機能)

・Hシーン回想
・CG回想
・ボイスカット・個別調整
・エフェクトカット・調整
・メッセージ速度調整
・オートモード・速度設定
・未読スキップ
・クイックセーブ&ロード
・バックグラウンドでの動作
・ジャンプ機能(シーンスキップ)
・サムネイル(セーブ/ロード画面)
・右クリック・キー等の割り当て

■システム(コメント)

ほとんど何でもできます。画面サイズが他よりも大きいのが特徴です。

クオリティが高い作品だけに重さは気になるところで、サイズの変更時やバトル開始時など待たされます。

マウスの動きがカクカクするのは少し嫌で、初めの設定変更にはイライラさせられました。

動作確認のためにも体験版はやった方が良いと思います。

多くのボイスを最後まで聞いていたので気になったことですが、誤字脱字が多く、中には一文の後半がそっくり
違うものや、途中でプツっと切れてしまうのもまでありました。


シナリオの中でもエフェクトを使った戦闘シーンもありますが、プレイヤー自身が操作するバトルがあります。

難易度は3段階で「EASY」は来る順に攻撃していれば勝てるくらいまで難易度を下げているので
ゲームが苦手な人や興味のない人も苦戦することはないと思います。

 【サウンド】  【評価】:      95         点

【ボーカル曲】90点

主題歌は「KOTOKO」さん、2ndOPは「NANA&榊原ゆい」さんです。
他に挿入歌とエンディング、あと聖沙のシナリオではキャラクターソングも流れました。

数を増やしただけの感じはなく、カラオケで歌いたいと思える曲もありました。
2ndOPがとくに好きです。

【BGM・効果音】95点

BGMは47曲です。数曲印象に残る曲がありました。効果音も多く使われ、タイミングよく出てきます。

【声優】100点

オートでプレイしても時間が変わらないくらいボイスを真面目に聞きながら進めたのは久し振りでした。
ナナカ、リア、ロロットの声を聞いているだけで楽しかったです。

 【グラフィック】  【評価】:      100         点

日常が長いだけに、そこにもっとCGを使っていればさらに楽しかったと思います。

イベントCGの少なさは気になりますが、これまでプレイした作品と比べれば100点です。

・画面サイズ

ウィンドモードは800×600が普通ですが、この作品はこれよりも大きいので、フルサイズにしても
カクカク感は皆無でとても鮮明です。

・演出

バトル時のエフェクトは爽快感が楽しめます。普通の戦闘シーンでもエフェクトは多いですがたまに
動きが悪くテキストの送りに影響しました。

・CG

差分は少なめですが、肌の色などコントラストに力を入れ透明感が高く、スッキリ、くっきりした絵で
明るくほのぼのした雰囲気に合っていると思いました。

差分なし合計103枚と数はありますが、半分がバトルパート関連のもので、日常で使われるCGは
各ヒロインあたり10枚程度と、プレイしていても少なく感じます。

・立ち絵

表情の差分がとても多く、良く動きます。汗や涙、驚きなどの演出も数パターンあり、表情からその感情の
度合いを感じることができます。

私服のバリエーションが少ないところがマイナスでした。

・背景

太陽光などの光の射し方の表現がとても綺麗です。街中の背景は、人々の差分だけでなく、夜になると店の
シャッターを閉めるなど細かいところまで作られています。

 【実用関係(グラフィック、他含む)】  【評価】:      80         点

■実用(シーンの種類)

・ラブラブ
・フェラ
・アナル

■実用関係(コメント)

各ヒロイン2シーンずつで、1シーンで使うCGは2枚くらい、主人公は少し早いですが、フェラで2回
本番2回の流れが多く、尺は長めです。

2回しかないので、シチュエーションは至って普通で、ロロットにアナルシチュがあるくらいです。

聖沙にはシーンの初めに、服を脱がせるか着せたままかという選択肢があります。

エロさでは聖沙が断トツでしたが、他のヒロインも薄いということはなく、可愛い上に初Hまでに10時間近く
彼女たちのことを見ているので、それまでに疲れてなければ使えます。


 【総評】  【評価】:      94         点

落ち着いた雰囲気の作品が好きで、日常を楽しみたい方にはかなりお勧めできる作品です。

最近プレイした作品は、日常よりも物語を重視した作品が多く、待ってましたという感じで
しかも演出抜群な上にボリュームも膨大な作品で、日常派としては嬉しい内容でした。

付き合うのが遅いところが唯一の不満点で、とくにナナカは遅いので何とかして欲しかったですね。

彼女はどちらかというと甘えさせてもらえるタイプの女の子だと思うので、主人公が落ち込んでいる
ところを包容するようなシーンを見たかったです。

主人公が鈍感な上にまじめ過ぎたかなとも思います。もう少し遊び好きでも良かったです。

最大瞬間萌え度は凄まじく、ロロットは恋という気持ちをあまり知らないせいか、好きという気持ちを
子供っぽく表現してくるところ、リアは恋人になっても先輩という立場であり続けようとしらながらも
甘えを許してしまうところ、聖沙はいつまでもライバルでいようと意識している様子が可愛かったです。


キャラゲーというジャンルなので、好きなヒロインがいるか、雰囲気が合うかが大事ではないかと思います。

エロが少ないのは目をつむるとして、ナナカの萌えが足りないことを除けば理想的な作品でした。



作品の傾向(評価ではありません)

感動:★★★☆☆
萌え:★★★★★
笑い:★★★☆☆
エロ:★★★☆☆
演出:★★★★★
容量:★★★★★
遊び:★★★★★
特徴:ほのぼの、ハーレム、日常重視、ハイクオリティ

※演出は技術面について。容量はシナリオを重視した作品はシナリオの長さ、エロを重視した作品はエロ
の量、バランスが取れている作品はどちらも考慮、またCG枚数にもよる。遊びは主にゲーム性。




ティンクル☆くるせいだーす


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