| 【Ｔｉｔｌｅ】： FORTUNE ARTERIAL | 【ブランド】： オーガスト | ||
| 【ゲームタイプ】：学園ADV | 【発売】： 2008/01/25 | ||
| 【属性】：ツンデレ・妹系・同級生・幼馴染・メイド・ロリ | 【種別】：感動系・萌え系・純愛系・ロリ系 |
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【スタッフ】 ■シナリオ ： 榊原拓/内田ヒロユキ/安西秀明 ■原画 ： べっかんこう 【体験版等】 メーカーサイト（オーガスト）から 体験版、BGM、ムービーがDL可能 【Amazon】FORTUNE ARTERIAL 【Amazon】”オーガスト”で検索 |
【キャスト】 千堂 瑛里華： 観村咲子 東儀 白： 姫川あいり 紅瀬 桐葉： 楠鈴音 悠木 かなで： 雛見風香 悠木 陽菜： 鷹月さくら 【参考】 DFORTUNE ARTERIAL 攻略 【デモ館】 FORTUNE ARTERIALデモムービー |
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| 【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||
| 【人気投票率】： 実施中 | 【地雷投票率】： 実施中 | ||
| 【レビュー】 | 【執筆】： 多謝さん | ||
| 【シナリオ】 | 【評価】： 88 点 | ||
| （ストーリー紹介）※オフィシャルサイトより 世の中にいい冗談と悪い冗談があるなら１００パーセント悪い冗談だと思う。転校先の学院。隣のクラスに吸血鬼がいた。だいたいね、人の首から血を吸うなんて今時エレガントじゃないの──常識でしょ？ みたいな表情で、今日も彼女は言うだろう。知り合ってからというもの、すべてが彼女のペース。俺が求めていた生活は、もっとこう……なんてぼやいてみても後の祭り。平穏無事な学院生活は、すでに消えてしまった。それでも、なぜか胸が高鳴ってしまうのは。こんな毎日は、修智館学院以外のどこにもないと心のどこかで確信できているからかもしれない。 |
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| （コメント） 本作品のテーマは表面上は単純な純愛萌え系のようですが、本質的なところはもっと深 いところにあり（ネタバレなんで詳しくは割愛）とても考えさせられるシナリオでした。 各キャラのシナリオに伏線をちりばめさせ、それを破綻なくまとめていく構成力には 脱帽。オーガストの底力を感じました。単純に制作期間が長いからといわれるとそれま でなのかもしれませんが・・・。ただ他のメーカーにもこの製作姿勢見習ってほしいと思います。 各キャラのシナリオについてですが、若干ばらつきがあれど及第点を大きく上回って ます。どのルートにもうまい具合に他のキャラが絡んでくるのも、一体感がでてポイン ト高いです。特にかなでと伊織は盛り上げキャラとしていいコンビでした。 ただTrueEndでフォローされるキャラ（瑛里華・桐葉）は若干冷遇されてます。突っ込 みすぎると話の核心が見えてしまうので仕方ないですね。 個人的には、伊織×征一郎のおまけシナリオが欲しかった。あの掛け合いが好きなんですよね。 あと、主人公のプロローグとその後の変わりようがすごいですね。なんというか本編 の主人公はスーパーマンです。自分の高校生・・・もとい学園生のころを考えると比べ 物にならないくらい大人です。ヘタレ主人公が嫌いな方にも安心してプレイできると思います。 【気になったシナリオ】（私の主観なので矛盾があったらスイマセン） 【以下ネタバレ】 ・瑛里華シナリオ（True含む） なんかどこかで見たなぁシナリオ設定だと思ったら、某増血鬼小説に似てるんですね^^; 「血を欲しくなる感情」と「好きという感情」の区別がつかず葛藤する部分で言えば とても似てますね。この部分はうまく昇華できたので個別ルート終了まではいいかなと思ってました。 でも結局、TrueEndでは瑛里華が主人公の血を欲しがる理由が、紅玉を飲み込んだ者同 士が惹かれあったからというように感じました。 この部分に瑛里華や主人公の葛藤（「好きという感情」と「紅玉を飲み込んだ者同士 が惹かれあう感情」の区別について）はなかったのか。この辺あたり、もう少し詰めて欲しかったです。 全体的なテンポを考えると、似たような葛藤が２回続くと萎えるので仕方ないと思い ますが、ちょっとした違和感を感じてしまいました。 ただその点を除けば、TrueEndはすばらしい出来だったと思います。 伽耶のかわいさは異常でしたし。 でも見た目はどう見ても和服を着たリースですよね。（笑） |
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| 【システム】 | 【評価】： 100 点 | ||
■システム（機能） ・Hシーン回想 ・CG回想 ・ボイスカット・個別調整 ・エフェクトカット・調整 ・メッセージ速度調整 ・オートモード・速度設定 ・未読スキップ ・クイックセーブ＆ロード ・バックグラウンドでの動作 ・サムネイル（セーブ／ロード画面） ・ジャンプ機能（シーンスキップ） ・ウィンドウモード（８００ｘ６００） ■システム（コメント） オーガストのシステム設計はいつもながら見事です。 特にバックログからそのログの場面へロードできるシステムはすごいと思いました。 うっかり見逃したところも戻れるメリットは大きいです。 Hシーンの際、メッセージウインドウが小さくなるのもポイント高いです。 グラフィックを前面に押し出すシーンなので効果的だったと思います。 |
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| 【サウンド】 | 【評価】： 100 点 | ||
曲数については、夢求さんのレビューを参照してください。 今回もActivePlanetsさん提供ということで期待はしていましたが、その期待を上回る 出来でした。 使用シーンとの違和感もなくゲームミュージックとしては満点です。 お気に入りはＢＧＭでは「ＭＥＧＵＭＩ〜ありがとう〜」落ち着いた曲調が癖になります。 ボーカルは「It's my precious time!」こっちはアップテンポで元気になれます。 |
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| 【グラフィック】 | 【評価】： 95 点 | ||
ＣＧ枚数等については、夢求さんのレビューを参照してください。 各ルート（True除く）＋おまけシナリオを含めると、枚数はおおむねエロ１：普通１ の比率。もう１、２枚は普通のＣＧが欲しいとは思いましたが、それはゼイタクという ものですね。^^; ＣＧの質については言うこと無いでしょう。全体満足できると思います。服のデザイ ン、バリエーションもいうことはありません。 立ち絵のバリエーションの豊富さは立派。シナリオのテンポのよさも相まって、躍動 感あふれる作品になっていると思います。 今回は背景のこだわりにも目を向けたいところ。特に各キャラの部屋については、う まくキャラクターつかんでいるなぁと思いました。 個人的にはホエホエさんのデフォルメキャラが好きでしたが、枚数が少ないのが残念。 |
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| 【実用関係（グラフィック、他含む）】 | 【評価】： 85 点 | ||
■実用（シーンの種類） ・ラブラブ ・フェラ ■実用関係（コメント） 詳細は、夢求さんのレビューを参照してください。 ラブラブなＨシーンも持ち味ですが、そのボリュームも目を見張るところ。 各シーンに必ず複数枚数のＣＧがあり、２〜４回戦まであるという尺の長さ。（笑） シチュエーションの豊富さも文句なく、実用メインでも十分いけると思います。半脱 ぎが多いので、私のようなコスチューム好きにはたまりません。下着のデザインなども おざなりではなく、こだわりがそこかしこに見えました。 声優さんの演技力も十分すぎるほど。個人的には鷹月さんの声を久々に聞けてよかったです。 【お気に入りシーン】 以下ネタバレ おまけシナリオのかなで・陽菜の３Ｐはやばすぎました。本気で一夫多妻制の国に行 きたくなりました。（笑）あとは、かなでの裸エプロンが破壊力は高かったですね。 trueルートの瑛里華は、初めてで４回戦とか主人公どれだけ絶倫ですかと突っ込みを 入れてしまいました。 |
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| 【総評】 | 【評価】： 93 点 | ||
総括すると、安定した純愛系傑作という感じです。 オーガストファンという色眼鏡を外しても、これを佳作以下と見るのは厳しいなと。 好みはそれぞれ分かれると思うのですが、絵によいイメージをもたれた方なら、絶対 買って損は無いと思います。 前作と比べると若干ボリュームダウンの感は否めませんが、長ければいいというわけでもないのでよいかなと。 ただ前作より攻略キャラのバリエーションが少なくなったので、個別ルートにメリハ リが無くなったと感じた（あくまで前作との比較）のも事実で、進化というものは感じ 取れませんでした。特にシナリオ面では残念に感じた方も少なからずいると思います。 この補完はファンディスクでなされることを期待して待ちたいと思います。 【お気に入りキャラ】 ・かなで こんな姉がいたら毎日楽しいだろうなと思います。 個別シナリオと他のキャラのシナリオで違う面を見られるので、一番得をしているの はこのキャラなのかも。 ・桐葉 個別シナリオ面では恵まれませんでしたが、キャラ的にはすばらしいものを持ってい ます。辛党としてはロシアンたこ焼き（桐葉Ver）は是非食べてみたい。（嘘） |
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